宝円寺

 嘉慶二年(1388)正祖禅師が創建した曹洞宗の寺院で、天正年間(1573〜88)に府中三人衆の一人であった前田利家が、この寺を保護した。
 前田利家は、その後、能登に次いで加賀百万石を領したが、金沢にも宝円寺を創建した。
 墓地には前田利家の両親の供養塔がある。