コウちゃん
 昭和45年12月 見慣れない大きな一羽の鳥が福井県越前市白山・坂口地区に降り立ちました。絶滅が心配されているコウノトリでした。
 その鳥は、下の嘴が約3分の一ほど折れており、うまく餌をとることができませんでした。子供たちは『コウちゃん』と名づけ、無事に育つようにいろんな取り組みをしました。
 日ごとに弱ってくるように見えたコウちゃん。翌46年2月、保護のため捕獲し、当時人口飼育に取り組んでいた豊岡市に移送しました。その後コウちゃんは一羽の子供と四羽の孫を残し、平成17年6月20日に国内最長飼育記録を残し亡くなりました。
 以来、白山・坂口地区にはコウノトリは飛来していません。
この地域は平成19年朝日新聞社のにほん里地里山百選に選ばれるように、自然豊かな地域です。もう一度コウノトリを再び呼び戻せるよう、自然農法で米作りを始めました。
これが『コウノトリ呼び戻す農法』です。


当時の写真1 当時の写真2 コウちゃんの思い出
しらやま・さかぐち水辺の日記 http://blogs.yahoo.co.jp/mizubenokai_shirayama/
しらやま・さかぐち水辺の日記 コウノトリ呼び戻す農法米 http://blogs.yahoo.co.jp/mizubenokai_shirayama/9843446.html
コウノトリたんぼ日記 http://fukuishimbun.co.jp/miraitsunagu/staffblog/tanbo/