花がたみ 津村節子 著 | ||
越前五箇の紙漉き業の娘綾乃は挙式直前の婚約破棄の傷を癒すために東京で働きはじめます。この本には綾乃の挫折や希望がえがかれてています。 表紙は、花筐公園の薄墨桜。この物語の最後はこの桜の木の下。 とても素敵な物語でした。 「和紙づくりの工程」「越前和紙の工程や女性の役割」「毎年5月3日〜5日に行われる1200年続けられている越前和紙のお祭り」「薄墨桜の云われ」「1200年を経てもその形を残す越前和紙」などなど、越前和紙を学ぶにも最適。 また、和泉村の九頭竜ダムと離村についても。 是非、一度読んでください。越前・福井が大好きになります。 写真は、この小説の表紙と舞台となる越前市今立地区の五箇(大滝、岩本、不老、新在家、定友の五集落)です。 |
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薄墨桜は樹齢600年、幹の太さ4〜5m。この春、是非薄墨桜をご覧ください。そして紙のお祭りへ。 | ||
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大滝神社、岡太神社 | 参道 | 古い町並み |
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五箇の集落 | 花筐公園から望む五箇 | 花筐公園 |