森鴎外の代表作「山椒大夫」(さんしょうだゆう)。 平安時代の末期、平正氏は困窮する農民を救おうとして朝廷の意に背き筑紫へ左遷されました。その妻・玉木と、安寿・厨子王の幼い姉弟は、正氏に会いに行く途中、人買いに騙されて、離ればなれになってしまい、安寿と厨子王は、丹後国の荘園領主・山椒大夫に奴隷として酷使されました。 成長したふたりはあるきっかけから母・玉木が佐渡にいることを知って、ある日、厨子王は荘園から脱出・・・・・。 というお話です。 この丹後に行ってみると・・・・