花日記
常念岳のお花達 2016.07.23
山の会に入会して2年目の夏合宿は常念岳から蝶ヶ岳への二日間の縦走です。昨年の白馬岳に続いてのアルプス挑戦です。穂高連峰、槍ヶ岳のパノラマも勿論ですが色んな高原植物との出会いも楽しみでした。
タマガワホトトギス
[分類] ユリ科
[花期] 7～9月
[草丈] 40～80㎝
茎上部の葉腋に散房花序で上向きに黄色の６枚の花被片の内側に紫褐色の斑点がある花を咲かせる。10cm～20cm位の広楕円形の葉が互生する。山地の湿った場所に生える。
ソバナ
[分類] キキョウ
[花期] 8～9月
[草丈] 50～100㎝
花は青紫色で先が5裂する約2～3cmの釣鐘形の花を茎の先に円錐花序に付ける。葉は薄い長心形か広披針形で縁に鋸葉があり互生する。山地の道端などに生える。
タテヤマウツボグサ
[分類] シソ科[花期] 6～8月[草丈] 25～40cm花冠は2.5～3.2cmの唇形で上唇は兜状で下唇は3裂して中央はさらに浅く裂ける。葉は長さ約3～8㎝の狭卵形で葉先はとがる。亜高山帯～高山帯の草地に生える。
トリアシショウマ
[分類] ユキノシタ科[花期] 7～8月[草丈] 40～100cm先端に白色の小さな花を円錐花序に付け、よく枝分かれする。葉は3回3出複葉、先端は尾状に尖る広卵形で縁に不揃いの鋭い重鋸歯がある。深山の林内、草地に生える。
ヨツバヒヨドリ
[分類] キク科[花期] 7～9月[草丈] 50～150cm淡紅紫色を帯びた小花が茎頂に密集して付く。葉は3～4枚が輪生する。山地帯～亜高山帯の開けた草地に生え、登山道周辺などによく見られる。
オオバミゾホウズキ
[分類]ゴマノハグサ科[花期] 7～8月[草丈] 15～30cm葉の脇から長さ約2～3cmの細い花柄を出し黄色の花を1個ずつ付ける。花冠は長さ約2.5～3cmの唇形で上唇は2裂し下唇は3裂して褐色の斑点がある。葉は長さ約2.5～6cmで縦の葉脈のハッキリした卵形。
亜高山帯の湿地や水辺に生える。
クロトウヒレン
[分類] キク科[花期] 8～9月[草丈] 35～65cm頭花は茎の先に2～3個集まって付く。総苞は直径約1.7cm暗紫色～茶褐色の毛が密生し総苞片は外側へ反り返る。葉は先が尖り不揃いの鋸葉がある長さ約5～18cmの卵形～長楕円形。
