2019年山歩き日記
ブナの森を歩こう!山日記
2019.03.30 城山の白花カタクリ(福井市)

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白花カタクリ
予報では午後から約1週間の雨模様で冬戻りの寒さになるとのことで今にも泣き出しそうな空模様です。
仕事が正午前に終わったので、取り急ぎ城山の白花カタクリを見に行ってきました。


12:10 会社から大急ぎで15分で到着です。
「ふくいSatoyamaトレイル福井平野周遊戦国ロマンコース道標No05」が城山登山道案内板と一緒に立っています。
泥濘の谷間の登山道は敬遠して尾根の登山道を歩くことにします。

いつの間にか林道工事が始まっています。
赤土の現場はドロドロです。このコースを選んだのは偶然にも大正解だったようです。
林道を横切って対面の階段を登ります。

12:16 谷間のコースからの合流地点を通過します。

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12:25 大きな堀切跡と思われる鞍部のカタクリ群生地に到着です。
ずぶ濡れになる程では有りませんが、時々雨がパラつきます。
ロープの奥の方に白花カタクリが薄紫に混じって数株が見られます。

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反対側のロープ外に1株だけ白花がポツンと咲いています。
ロープの内側は中々アングルが決まらず後ろ姿ばかりです。
ここのカタクリの花は全体的に薄い色で濃厚な紫の花は見当りません。

12:29 何とか雨は持ちそうで降って来ても大した事はなさそうなので山頂まで行く事にします。
下りて来る3組のハイカーさんに出合います。

12:31 「ふくいSatoyamaトレイル福井平野周遊戦国ロマンコース道標No03」を通過します。

12:32 中屋敷跡を通過します。

12:36 急な堀切を登り切って山頂到着です。

点名 :藤岩
基準点コード:TR35436011401
種別等級 :三等三角点
緯度 :N36度00分54.2386
経度 :E136度11分09.7131
標高 :202.14m

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残念ながら生憎の空模様で奥越の山々の山座同定は出来ません。

12:38 雨がパラついて来たので急いで下山します。

12:41 中屋敷跡を通過します。

12:53 カタクリの群生地も通り過ぎて谷間コースとの分岐を通過します。

12:56

12:57

13:00 水芭蕉の植えられた田圃を見に行きますが残念ながら随分と株数は減ったようです。

「ふくいSatoyamaトレイル福井平野周遊戦国ロマンコース道標No04」このコースは最初谷間を登るので湿った場所を好む花が見られそうです。

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13:05 この谷間コースの左斜面にもカタクリの群生が見られるのとヤマルリソウが見られるので寄ってみましたがいきなりの土砂降りに成って来ます。
大慌てで車に戻りますがウインドブレーカーはずぶ濡れです。
白花カタクリはじめ色んな花に出合えて満足の1時間のハイクでした。
今日出逢った「花の妖精」達

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(タチツボスミレ)

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(ヤマザクラ)

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(ショウジョウバカマ)

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(ヤマルリソウ)

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(ミズバショウ)
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2019.03.20 北谷の福寿草勝山市

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ミチノクフクジュソウ解説


朝一からの快晴・・・山奥深い勝山の谷あいに春を告げるミチノクフクジュソウの開花を待ちわびて、朝8時に大野を発ちます。
山登りではありませんが雪解けを待って居たかの様な春山の華をレポートします。
大野から30分足らずの国道沿いの休耕田に向かいます。

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(ミチノクフクジュソウ)
咲き始めたばかりで花の数は少なかったですが蕾を持った株は結構有るので見頃を迎える月末から来月初めには見事な光景が展開される事でしょう。
勝山市の天然記念物でもあり福井の宝でもあるこの花を大切に守り育てている地元の小学生達の努力に感謝して、自然界に対するマナーを守る事が大切だと感じます。一株位良いだろう!と100人が心無い行為をすればたちまち絶滅の危機に陥ります。
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2019.03.19 三床山(鯖江市)

三床山全景鯖江市下野田町から
午後から用事が有るので午前中に登って帰れる山は?、奥越の山は未だ雪が有るし、一昨年の晩秋に登った三床山はどう?で決定。
07:30 城下町東広場を女性会員達と3人で出発です。
途中、コンビニへ寄ったりしながらもアッと言う間に登山口に到着です。

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三床山登山図

08:50 「三床山」石生谷トンネルコース登り口から登山開始です。
石生谷峠の直ぐ下の階段迄コンクリート舗装されています。以前の山道の方が断然いいなぁ。
なんだか里山ハイクの趣が削がれてしまいます。

峠左手側に漆原コースが合流し、右手側に登山道の登りが有ります。
しばらくの間、小さな上り下りが杉林の中続きますが、明るく開けた稜線歩きになります。

09:30 石生谷林道コース合流地点に到着です。


古い山城跡の説明看板が登山道の行き先々に掲げられて来ます。

09:50 佐々生コース合流点通過します。

09:55 三床山山頂到着です。


三等三角点「和田」
点名 :和田
基準点コード:TR35336713001
種別等級 :三等三角点
緯度 :N35度56分55.4215
経度 :E136度07分45.7723
標高 :279.82m

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南北朝時代の山城跡でかなりの規模だったようです。
奈良、平安、南北朝時代から戦国時代にかけて越前の国は京にとっては重要な地域で新田義貞、朝倉義景、柴田勝家、松平家と歴史愛好家、歴女、城マニアにとっては興味深い場所であると同時にハイカーにとっても里山歩きにうってつけの山が多いですね。
城に興味のある方は写真をクリックして下さい。
山頂から東に突き出た狼煙台からの眺望は良さそうですが、残念ながら奥越の山々や白山は曇り空の中ハッキリと確認できません。
10:10 甘味や軽食を摂って下山開始します。

可憐なヤマザクラに疲れも忘れて下山を急ぎます。
10:30 石生谷林道コース分岐通過します。

10:50 石生谷峠・漆原コース分岐を通過します。
階段を下りるとそこからは登山口まで舗装された車道歩きです。

11:05 登山口到着です。
もう1座と考えますがアクセスの時間と上り下りの時間2時間で・・・思い浮かびません。
帰りに何処か寄り道をして野外ランチをしましょうとの御提案で一乗滝へ寄り道です。

11:55 一乗滝でお弁当を開きますが、寒い平日と言え数組の観光客にチラ見されます。きっと「こんな処でお昼ご飯?」と同情をかったのでは・・・・
12:20 滝の風と観光客の視線の冷たさに耐え切れず帰路につきます。
13:00 城下町東広場に到着です。

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2019.03.10 日野山(越前市・南越前町)

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越前市真柄町からの日野山
雨予報で一旦は中止にした日野山(越前市)山行、何とか持ち直しそうとの事で前日に急遽計画復活です。
08:00 本降りに成る前に登って仕舞おうと城下町東広場に大野親岳会会員4名集合です。
越前富士と呼ばれる山容は「小健山(おだけやま)」とも「比那ヶ嵩(ひながだけ)」とも呼ばれて万葉の歌人や紫式部にも歌われた美しい姿で、718年に泰澄大師によって開かれた越前五山の一つです。
今日は数年ぶりに「荒谷登山口」から登ります。
09:05 荒谷登山口到着です。

09:10 登山開始します。

杉林を抜けて漸く支尾根の稜線の明るい登山道です。

09:30 高圧線鉄塔広場到着です。
曇天か春霞か視界はクリアーとは言えませんが、村国山、南三里山、文殊山は確認できます。



09:40 大寺跡到着です。
大岩を削った面に彫られた菩薩や五輪の塔の五輪塔板碑や建物の礎石や石垣等に使われた大石が散在しています。
鎌倉時代に在ったと伝えられる大寺の名残がします。

09:43 水分補給後直ぐに出発します。

09:45 不動明王立像の水場です。

09:55 杉林の中のつづら折れの急坂を登り切れば尾根に出ます。
西谷コース分岐です。


しばらくは柔らかく穏やかな尾根道ですが・・・。

次第に道幅も狭く岩のゴツゴツした急坂に変って来ます。

10:35 萱谷・宮谷コース分岐到着です。
木々の間から山頂が見えますが、ここからは厳しい激坂登り・・写真撮ってる余裕なんて・・・お伝え出来ません。

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微かに見える白山やマンサクの花に癒されて

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(北の社からの村国山、南三里山、文殊山)
10:55 ようやく「北の社」に到着です。



11:00 全員揃って山頂到着です。
山頂の日野神社奥宮には、泰澄や行基の作と伝えられている文殊菩薩、観音菩薩、不動明王の三尊が祀られています。
11:40 下山します。


11:55 萱谷・宮谷コース分岐を休まず通過します。

12:40 西谷コース分岐通過します。

12:55 大寺跡到着です。水分補給の休憩をします。

13:20 登山口の日野神社到着です。
雨は時折ポチポチ程度、「もう1座行ってみましょうか?」の提案に反対の声が挙がらないので脚のクールダウンを兼ねて「妙法寺山」へ行く事にします。

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2019.03.10 妙法寺山(越前市)

13:40 越前市妙法寺町登山口到着です。

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神社境内に駐車させて頂きます。
境内の紅梅が見事に咲き誇っています。石仏をバックに雰囲気を表したかったのですがトホホな写真に・・・。
13:46 登山口の妙法寺城跡説明板を読みます。室町時代・・特に南北朝時代から戦国時代にかけての歴史は新田義貞の討ち死にや朝倉家の台頭もあり福井県には多くの遺構や言い伝えがあるようですが歴史に弱い私には????だらけで、登山を開始します。

四国八十八ヶ所?の石仏も登山道脇に祀られていますが番号は八十番台なのでこちらは最終地なんでしょうね。

16:55 妙法寺城「二個の小池」
見落としてしまいそうな水溜まりの小池にも歴史があるのですね。

14:12 妙法寺山頂到着です。

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(妙法寺山頂からの村国山、日野山)
標高の割には越前市街が見渡せる良い山です。

14:38 登山口に着いた頃に雨が落ちて来ました。
登りと下り同じ道なのですがログが乱れてしまいました。
「さぁ〜、もう一山行きますか?」の声掛けに誰も反対しません。
味真野の武衛山をハイクの標的に定めますが、雨足が少し強くなって来ました。

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(春咲き仕立ての菊)
15:10 雲行きがあやしくなって来たので武衛山は次の機会に回す事にします。
味真野園散策、万葉菊花園でコーヒーブレイク小休止で本日の日程終了と思いきや・・・。
「帰りがけの駄賃に更にもう1ヶ所寄って帰りましょう」と欲深い話に。

15:50 大滝神社散策
越前和紙の聖地・・始祖神川上御前の大滝神社へ立ち寄ります。
立派過ぎます。チョッと立ち寄るには勿体無いくらい立派です。
近いうちに再度訪れたいと思います。
17:00 城下町東広場
登山なんだか観光ドライブなんだか目一杯のテンコ盛りの一日が終了。
参加して下さったメンバーに「ご苦労様でした」を。
今日出逢った「花の妖精」達

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ミスミソウ(雪割草)

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(ホクリクネコノメソウ)

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(ショウジョウバカマ)

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(マンサク)
オウレン、黄緑色のマンサクも見れましたが写真はボケボケで証拠写真には成りませんでした。残念!!。
我家の庭にも栽培種であろう数株のミスミソウが今年も花咲かせましたが、自然の中のミスミソウの群落に出逢えた事は大きな感動でした。
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