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2019年山歩き日記

ブナの森を歩こう!山日記

2019.05.18   取立山・水芭蕉群生地(勝山市)

  
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今春、未だ1,000m超えの山を登ってはいない。身近の山でハイク気分でしかも短時間で行けるというと「取立山」・・・上手く行けば3時間チョイで周回出来てこのシーズン水芭蕉に出逢えます。
寝たきり介護の母を看舞った後、20分も車を走らせれば登山口駐車場に着けるし、気分転換に打って付けで下山後介護施設へ顔出しが出来るし一石二鳥です。

  

9:30 駐車場に到着です。
林道脇の左右の駐車場は既に70〜80台の車で大盛況です。

  
  

9:40 登山届を提出して、スタートです。
登山口直ぐに二手に道は分岐します。
今日は大滝〜こつぶり山〜水芭蕉群生地〜取立山の周回コースを選択で左手「大滝コース」へ歩き始めます。

  

緩やかな杉林の中の登山道は足に優しい歩き初めの林間散歩です。

  

杉林を抜けると優しい陽射しに包まれた芽吹き色の登山道歩きに変わります。
何ともない風景の中のハイクですが最高の気分転換でユックリ、ユックリと歩きます。
野鳥のさえずりだけの静かな道にやがて谷から水音が聞こえて来ます。

  

9:55 大滝です。
道から逸れて滝下へ・・・オゾンを胸一杯に吸い込みリフレッシュ。

  
  

10:00 登山道に戻り出発します。
取立山へ2,9Kmの道標の直ぐ先はロープの張られた急な谷筋登りです。

  

大滝からしばらくは急めの登山道を捲きながら登ります。
直登のガレ道の先が尾根のようです。

  
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10:30 漸く稜線に出ました。周りが開け、こつぶり山と取立山の山頂が見えて来ます。
風が心地良く吹き抜け、スポーツドリンクの微かな甘味が喉を潤します。
10:35 少しゆっくり気味の休憩の後、出発します。

  

稜線上の登山道の先こつぶり山の登山道が見えて来ます。

  

振り返えれば加越国境の山並みと歩いて来た尾根道が綺麗です。

  

10:50 こつぶり山分岐標識を左に折れて

  

10:50 こつぶり山山頂に到着です。

  
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残念ながら白山、別山の山頂付近は雲に覆われ見えませんが残雪の山容は迫力一杯です。

  

10:55 出発します。

  

11:00 大きな歓声が聞こえて来ます。
左に折れてロープ沿いの道を歩いて水芭蕉群生地はすぐ近くです。

  
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今月初め、無残に荒れ果てた大山横谷水芭蕉群生地(小松市)の姿を見ただけに純白の花の乱舞に感動します。
湿地には木道等も無く、ロープが張られただけの観賞用の道なのも良いですね。
多くの登山者も道脇に生える水芭蕉の小株、コシジオウレン、ショウジョウバカマに気を配り楽しんでいます。
11:15 もっとユックリ愉しみたいところですが出発します。

  

11:15 取立平避難小屋横を通過します。

  

11:20 取立平から緩やかな山容の取立山の山頂が見えて来ます。

  

11:26 取立山山頂到着です。
駐車場の状況からもっと多くの登山客が食事をしていると思っていましたが、まだ昼食には早い様で彼方此方に散らばっているようで登山道で10数名のグループの方ともすれ違いました。

  

11:36 軽めの昼食を済ませ下山します。

  

11:37 山頂から少し下がった処に三角点が有ります。

点名         :取立
基準点コード:TR35436142801
種別等級     :三等三角点
緯度         :N36度06分24.9325
経度         :E136度36分31.4932
標高         :1307.22m

タッチして通過します。

  
  
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登山道の前方に天然記念物のニホンカモシカの姿が・・・。
今日の様に登山客の多い昼下りの登山道を登山客が途切れたと言え、私になど関心は無いと言わんばかりに悠然と歩いています。
驚かさない様に静かに後について歩きます。直ぐにカーブを曲がった茂みの中へ消えて行きます。

  

山野草の花を撮りながらユックリとしたペースです。
12:20 登山口到着です。

  

駐車場には朝よりは台数が減ったものの未だ5〜60台の車です。



  
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今日出逢った「花の妖精」達

  
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(ミヤマカタバミ)

  
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(サンカヨウ)

  
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(ミツバツツジ)

  
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(ツボスミレ)

  
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(ガマズミ)

  
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(タムシバ)

  
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(イワウチワ)

  
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(コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン))

  
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(ミズバショウ)

  
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(ショウジョウバカマ)

  
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(オオカメノキ)

  
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(ニシキゴロモ)

  
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(フデリンドウ)

  
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(チゴユリ)

  
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(キジムシロ)

  
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(ウワミズザクラ)

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ブナの森を歩こう!山日記

2019.05.08   大山・横谷水芭蕉群生地(石川県小松市)

  
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水芭蕉

ふと眼にした20数年前の(分県登山ガイド・石川県の山1996年初版)を見て、北陸の尾瀬ケ原とか北陸最大の20万株とかの記事と写真に惹かれ、小松市役所の広報やネットでの登山ブログでイノシシの食害で危機に瀕しているとの情報でしたが広大なスケールに魅了されてどの程度の被害なのかお花の好きな女子会員を誘って確かめに行って来ました。

  

08:00 城下町東広場出発です。昨年開通した勝山市と小松市を結ぶ酷道416号新保峠経由で丸山町へのルートです。
いつも道理のお喋りドライブは実に楽しく運転の物憂ささも無く順調に「越前甲登山口」を過ぎます。
この調子で峠越えも難無くと思えましたが前方に通行止めの標識が無残にも立ち憚っています。
コース変更を余儀なくされます。
157号白峰廻り鳥越経由か、山中温泉〜大杉谷〜牛ヶ首峠越えか迷いますが好奇心旺盛なシルバー軍団は通ったことの無い未知のルート後者を選択します。石川県では416号での福井への通り抜けは出来ませんと数ヶ所に張り紙がされています。地方行政サービスの差ですね。
10:30 新丸山発電所横大山林道へ入り登山口に到着です。
大山林道は途中狭くなる所も有りますが、舗装もされて登山口前は駐車スペースも10数台分は有ります。

  
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10:40 案内標識脇の登山道は前日の雨で最初少し泥濘でいます。

  

明るく良く手入れされた杉林の登山道は山菜が豊富で女性陣は大喜びで歩が進みません。

  

急な斜面の捲き道を登り鞍部を超えると明るく開けた谷間が拡がります。

  

11:50 横谷水芭蕉群生地入り口に到着です。

  
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案内板を読んで益々期待感が高まります。

  

湿地への遊歩道脇はコバイケイソウロードです。
後、1ヶ月もしたら見応えのある光景でしょうね。

  

湿地を横切る木道を進みますが・・・・。

     
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(まるごと・こまつ・旅ナビ引用、写真・文章:
ミズバショウ群生地で、見ごろは4月下旬〜5月上旬。大山山腹の湿地約1.2ヘクタール(標高880m)にある。ミズバショウのほかにも、トキソウ、エゾリンドウ、レンゲツツジなどの貴重な植物が生育しており、平成15年に市指定文化財となった。)

  
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期待していたような純白のお花の群落どころか・・・。
イノシシのヌタバと化した湿原の無残な光景が

  

広大な湿原も枯れススキの倒伏で只の乾燥化した荒れ地になっている始末。

  

イノシシの食害防止用の黒いネットが張られていますが、湿地とは言い難い光景が拡がっています。

  

掘り返された様子はイノシシの仕業と素人目でも分かります、この広大な湿地の数万株の水芭蕉がイノシシによって壊滅的な被害を受けるとは・・・イノシシ恐るべし!!。
イノシシの鼻、口先の届かない木道の僅かな隙間に2〜3株の花がひっそりと咲いている姿は復活にはほど遠いと絶望感が溢れます。
乾燥化は冬の降雪量に影響されるのでしょう。
又、この湿地の乾燥化は他の湿地植物(トキソウ等)にも影響が出るのでは?と思われます。
余談ですが、乾燥化の恩恵で枯れススキの中には綿毛に包まれた黒っぽい小指程の太さのゼンマイの大株があちこちに・・・同行の御婦人方のイノシシにも負けないパワーの餌食に。

  

天然杉の大木の下で花より団子・・・食欲を満たします。

  

13:10 山の主様、ごめんなさい。片手に山菜採取用のビニール袋を持って下山開始です。

  

下り道、大山登山道の取り付きを鞍部の右肩辺りを探しますがハッキリ判りません。

  

14:05 登山口到着です。

林道を更に奥へ向けて車を走らせ「カガミ山」の登山口を探す事にします。
舗装が途切れた辺りから先は乗用車では無理の様なので探索は諦めて帰路につきます。
17:15 大野城下東広場着で終了です。


今日出逢った「花の妖精」達

  
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(スミレサイシン)

  
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(ミズバショウ)

  
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(アオキ・・雌花)

  
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(キンキマメザクラ)

  

(コチャルメソウ)

  
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(ウリハダカエデ)

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