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2019年山歩き日記

ブナの森を歩こう!山日記

2019.07.13   至仏山 (日本百名山・花の百名山)

  
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明け方近く屋根を叩く雨音で目覚めます。
天気予報では少しづつ回復するとの事ですが、山小屋の窓から山は雲に覆われ全く見えません。
朝食後、部屋で雨対策の服装に着替えます。個人山行なら即中止です。

  

06:10 登山開始です。
出発前の注意事項で至仏山は蛇紋岩と言う滑り易い岩石で出来ているのと雨で濡れると一層滑る事と濡れた木道の滑り易さで足元には十分過ぎるほど注意を払うようにと説明が有り不安が増します。

  

登り始めからいきなりの急登続きで階段は水浸しです。

  

06:50 そんなに高度を稼いでいないのに早くも森林限界の案内です。

  

低灌木の登山道の階段は川と化して小さな流れが出来ています。

  

森林限界を越て10分程で登山道は岩石の重なる開けた山腹に成りますが視界はガスに阻まれ良くありません。

  

07:25 ようやく雨が上がり歩調が軽くなって来ます。

  

尾瀬ヶ原は未だ雲の下です。

  

登山道上の大きな蛇紋岩の岩塊上を雨水が滝の様に流れています。

  
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07:50 急坂の開けた場所から振り返ると谷間の間から尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が霞んで見えて来ます。
ガスの中での御褒美です。
立ち止まり休憩をしながら見惚れます。

  
  

08:15 大小の岩塊や蛇紋岩の露頭が続く緩やかな斜面になります。
辺りを見渡せば高山植物の群落が点在しています。
高天ヶ原かな?

  

再び、ガスや厚い雲が流れて視界が悪く小雨に見舞われます。

  
  

09:15 至仏山山頂に到着です。
先に登頂したメンバーは風雨と寒さの為に後続を待たずに早々に下山したようです。

点名         :至仏山
基準点コード:TR
種別等級     :二等三角点
緯度         :N36度54分13
経度         :E139度10分24
標高         :2228m

09:20 お決まりの三角点タッチと記念写真の後、早々に下山します。

  
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ホソバヒナウスユキソウの群落やハクサンコザクラ等高山植物に魅了されての下山です。

ミュージカル映画「サウンド オブ ミュージック」の中で歌われたエーデルワイス(アルプスの星)はオーストリアの国花でスイスとオーストリアのアルプスに咲くセイヨウウスユキソウの事です。
日本では近種のヒナウスユキソウがエーデルワイスと呼ばれています。

  

10:25 至仏山からは岩場や木階段の下り道を辿って小至仏山山頂に到着です。
狭い山頂は写真を撮るのが精一杯で直ぐに登山道へ戻ります。

  
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ガスで煙る岩山に咲くハクサンイチゲに目を奪われます。

  

登山道の脇に小さな雪渓が残っています。

  

11:00 小さな湿原の木道上の悪沢岳・笠ヶ岳への登山道の分岐を直進します。
滑り止めの付いていない濡れた木道は滑り易く二度も尻餅をつきます。

  

11:10 オヤマ沢(標高1980m)至仏山迄1.6Km、鳩待峠迄2.9Km標識を通過します。

  

11:58 鳩待峠迄1.0Km、至仏山迄3.5Km標識を通過します。
最後の1Kmの何と長く感じた事か・・・。

  

12:15 鳩待峠至仏山登山口到着です。

  

最終のグループが下山して来る迄、2時間弱掛かるとの事なので鳩待峠休憩所にてタイツ、雨具、登山靴を脱ぎ、汗でビッショリの下着、Tシャツを着替えます。

  
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今日出逢った「花の妖精」達

  
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(ウラジロヨウラク)

  
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(イワハゼ)

  
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(イワシモツケ)

  
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(コメツガ)

  
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(ミヤマホツツジ)

  
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(ハクサンチドリ)

  
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(ハクサンコザクラ?)

  
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(クモマイカリソウ)

  
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(ハクサンイチゲ)

  
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(ヨツバシオガマ)

  
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(イワイチョウ)

  
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(ジョウシュウアズマギク)

  
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(タカネバラ)

  
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(チングルマ)

  
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(ツリガネツツジ)

  
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(ゴゼンタチバナ)

  
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(ミヤマダイモンジソウ)

  
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(ウメハタザオ)

  
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(キバナノコマノツメ)

  
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(イブキジャコウソウ)

  
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(ホソバヒナウスユキソウ)

  
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(ハクサンシャクナゲ)

  
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(シナノキンバイ・ハクサンイチゲ)

  
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(イワカガミ)

  
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(ヒロハノユキザサ)

  
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(シラネアオイ)

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ブナの森を歩こう!山日記

2019.07.13   雨の尾瀬ヶ原散策(群馬県)

  
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尾瀬ヶ原の木道と燧ヶ岳

夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬 遠い空
霧の中に 浮かび来る 優しい影 野の小径
水芭蕉の花が 咲いている 夢見て咲いている 水のほとり
シャクナゲ色にたそがれる
遥かな尾瀬 遠い空」   童謡、唱歌・夏の思い出より

一度は行ってみたかったけどあまりにも遠すぎて・・・
念願叶って今回、バスツアーを利用して会のメンバー10名で参加しました。

  

06:40 福井駅東口バス乗り場出発です。
北陸道〜関越道〜沼田インター〜R120を経て、
13:50 戸倉バス停着、ここから現地のマイクロバスに乗り換えます。

  
  

14:20 鳩待峠(標高1591m)到着です。

  

14:25 山ノ鼻へ向けて尾瀬ヶ原ウォーク一日目スタートです。

  

木道は行く人、帰る人で大賑わいです。

  

川上川に架かる橋を渡れば

  

直ぐ先に建屋が見えて来ます。

  

15:20 スタートから1時間で尾瀬山ノ鼻ビジターセンター到着です。

  

宿泊先の「山の鼻小屋」でザックを降ろし、カメラと傘だけの軽装で尾瀬ヶ原散策です。

  

植物研究見本園から見て歩くことにします。

  

青空の下、新緑の湿地を吹き抜ける風に包まれて遥かな燧ヶ岳を見ながらのそぞろ歩きを想像していたのですが、小雨に煙る尾瀬ヶ原の風景も又、風情が有ります。

  
  

植物研究見本園の木道を一周して国民宿舎尾瀬ロッジ前を通り抜け、ヨッピ川(川上川)を渡り尾瀬ヶ原を牛首分岐まで歩くことにします。

  

尾瀬を代表する花の一つ水芭蕉は既に終わり、もう一つのニッコウキスゲが湿原一面を華やかに彩るにはちょっと早いようです。
でも、木道の両脇に目を凝らせば、彼方此方に小さく可憐な花が見つけられます。薄ピンクのトキソウ、濃い赤紫のサワラン、真っ白のワタスゲ、黄色いリュウキンカ、池塘の池にはヒツジグサ・・・先を急ぐ事無くお花探索を楽しみます。

  
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梅雨の時期、低く垂れ込める雲が相変わらず「燧ヶ岳」の山頂部を覆い隠しています。
雨は今日一日何とか降られずに済みましたが、明日の「至仏山〜鳩待峠」縦走はどうなることやら・・・。

  
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今日出逢った「花の妖精」達

  
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(コバイケイソウ)

  
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(ニッコウキスゲ)

  
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(カキツバタ)

  
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(ヒオウギアヤメ)

  
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(ヒツジグサ)

  
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(トキソウ)

  
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(ワタスゲ)

  
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(サワラン)

  
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(カラマツソウ)

  
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(サギスゲ)

  
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(リュウキンカ)

  
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(レンゲツツジ)

  
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(マイサギソウ)

  
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(ミズバショウ)

  
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(ギョウジャニンニク)

  
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(クルマムグラ)

  
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(オオレイジンソウ)

  
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(トリアシショウマ)

  
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(オオナルコユリ)

  

(コケイラン)

  
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(クルマバツクバネソウ)

  
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(ヤマオダマキ)

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