2016年山歩き日記
ブナの森を歩こう!山日記
2016.12.04 西方ヶ岳(標高764.1m)〜蠑螺ヶ岳
(標高685.5m)縦走(敦賀市)
敦賀市常宮登山口〜西方ヶ岳〜蠑螺ヶ岳〜浦底登山口

先月末に「大野親岳会だより」12月の予定が届いた。3日の忘年会は下戸ながら楽しい山行を企画していただいた今年一年の感謝の気持ちを伝えたくて参加した。
又、翌4日は連チャンに成り早朝6:30出発だが以前からどうしても行きたかった山行なので参加することにした。

本日の下山場所になる浦底の蠑螺ヶ岳登山口に1台の車を配車。
08:35 常宮神社駐車場を出発します。

住宅地の舗装道路の電柱の標識に従い左折してしばらくで山へ向かう農道に出ます。

登山道らしく成ってきます。

09:07 出発から30分程で「奥の院展望所」に到着です。


大きな岩の上に登り、眼下の朝日に輝く敦賀湾奥部や今登って来た常宮集落を眺めます。

天気も良く初冬の穏やかな陽射しの中、厚く積もった落ち葉の支尾根の登山道はハイクの醍醐味満喫です。

前方に西方ヶ岳が見えて来ると益々気分が乗ってきます。

09:55 銀命水に到着です。常宮と西方ヶ岳とのほぼ中間点のようです。

岩の間からキレイな水が湧き出しています。陶器のカップが用意されているので口に含んで喉を湿らせます。

こんな穏やかな陽射しのハイクは日頃の喧騒から逃れて歩調も実にゆったりとします。
時間を忘れ会話を楽しみながらの山歩き・・・
こんな一時が大切で楽しみと感じる年齢に成ったのです。

10:16 「聞く石」 多分、前方に見えるまぁまぁ大きな岩かな?

10:20 「オウム岩」到着です。

クリックしてね!説明文が拡大しますよ
敦賀市指定名勝オウム岩の説明文

11:10 西方ヶ岳山頂に到着です。
標高は764.1mですが常宮集落の標高が3mですから標高差760m余り距離3.5kmを2.5時間で登ったことになります。
コースタイムより少し掛かりましたが気分良く登れたのでハナマルでしょう。

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山頂先端の岩場からは遠くの越前海岸、丹南の山地や越美山地の山々が望めます。

11:50 避難小屋前の山頂広場で40分の昼食とコーヒータイムを取り次の蠑螺ヶ岳に向け出発します。
避難小屋横から少し下ると二等三角点(西方ヶ岳)への分岐に出合います。
三角点フリークではありませんが折角なので寄ってみることにします。

二等三角点(西方ヶ岳)

12:00 蠑螺ヶ岳への登山道に戻ります。

笹に覆われた緩やかなアップダウンの登山道が続きます。
振り返って西方ヶ岳の遠景が美しいですね。

ゆっくりと20分も歩くと「カモシカ台」が見えてきます。

12:20 カモシカ台・尼池への分岐です。

カモシカ台からは若狭湾の美浜原発が見えます。

急坂を滑らないように慎重に下ります。

途中、尼池への分岐があります。行ってみようかと入りましたが藪が酷く先が確認できないので数メートルで断念します。

穏やかな気候の所為かミツバツツジの狂い?咲きです。

13:08 蠑螺ヶ岳山頂に到着です。ここには三等三角点(蠑螺ヶ岳)が有ります。

北陸のハワイと言われる「水島」が見えますが、今日はエメラルドグリーンの水辺は曇って来た空模様の為か精彩に欠けます。

浦底までは未だ3kmも有ります。

13:13 先を急ぎ下山開始です。

落ち葉に覆われた大小の石や岩の登山道を足早に下ります。

大きな岩の上方を捲きます。

巨岩の続く山道です。つまずくと思わぬケガをしそうです。慎重に下ります。

13:28 一枚岩展望所到着です。

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一枚岩展望所より見る敦賀湾入り口部と越前海岸

浦底半島の猪ヶ池

明神埼と水島

尚も急坂の連続です。

13:54 長命水到着です。

左手へ10数m入った所にキレイな流れが在りますが水源の場所は特定できませんでした。

ここら一帯は正月飾りに使われる裏白羊歯の群生がそこかしこに見られる。

かなり下ったのか近い距離に海岸が見えてきました。

14:48 蠑螺ヶ岳登山口に到着です。

電発の作業道路をしばらく歩きます。

14:56 浦底に止めて置いた車で常宮神社へ向かう。帰り道は越前市の温泉で忘年会と言うUさんを送る為、立った今しがた縦走して来た敦賀半島を見ながらの国道8号での下道ドライブ。我々も式部温泉湯楽里でサッパリと汗を流して大野到着が18:00。快晴とは言えないが今日も晴れ男継続中の一日でした。
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