2016年ぶらり小旅
食欲と無料拝観日に釣られて・・・
勝山うまいもん祭と勝山大仏

勝山うまいもん祭りポスター

母の入所施設へ洗濯物を届けに行った帰り道、勝山大仏門前町で開催された「勝山秋のうまいもん祭」に寄って来た。
普段は全く人気が無く土産品店が無くなって久しい門前町の店舗に模擬店風の店がオープンして結構賑わっている。
地元農家の農産品、手打ち蕎麦、おはぎ・おやき、等々に焼き鳥、鮎の塩焼き、アマゴの塩焼きの食欲をそそる匂いが辺りに立ち込めうまいもん祭りの興趣を盛り上げる。
知らず知らずに財布の紐が緩みそうになる。
奥まで我慢をして見て回る事に・・・。

門前街を通り抜け清大寺大門前に・・・。

この寺は勝山出身で一代で大阪のタクシー王と呼ばれる程の立身出世を成した故多田清翁が施主である。
歓迎の立て看板にかかれている如く[開運、出世の象徴、越前大仏]なのです。
「本日は無料拝観日」の張り紙が目に飛び込んで来たではないか
「タダより高い物は無い」との格言があるがここはありがたく「多田より有り難いものはない」と享受する事にします。

しかしながら何でもかんでもデカいなぁ〜!!

遠くの五重塔までデカい!!
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巨大な金剛力士像にビックリ!!のあと大門を抜ければ再び巨大な中門が姿を現します。
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中門の左右にも巨大な神像?天像?
もう何と言う名前かさえわからなくあまりの巨大さに只々驚くだけで先を急ぎます。

目の前にこれまたデ!デカい!巨大な大仏殿が・・・

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越前大仏の身丈は五十六尺で奈良の大仏が四十九尺なので七尺高く、壁面には1281体もの小仏が安置されているらしい。


手前には12支の守り仏が祀られている。

大仏殿の中に入ると東大寺金堂の大仏と同じ盧舎那仏が中央に安置されている。
盧舎那仏とは「華厳経に示された蓮華蔵の世界の教主で、百億の千倍という膨大な世界の中心にいる仏」との事だそうですが・・・理由解りません。
受け売りです。

向かって左側には普賢菩薩立像と羅漢阿難陀立像


向かって右側には文殊菩薩立像と羅漢大迦葉立像


正面奥と左右の壁の仏室に安置された1281体の小仏は圧巻です。

大仏殿を出て右手側廊下の途中から

九龍壁を見学に行きます。

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九龍壁の建物を出ると右側に超巨大な五重塔が現れます。

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エレベーターで4階まで上がり更に階段で5階へ上がります。

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2枚の写真を繋いだので不自然に歪んでいますが五重塔の五階回廊からの大門、中門、大仏殿全景です。
そろそろ飽きてきたので各階を見ずにエレベーターで下ります。

これまた大きなだけで大した特徴の無い日本庭園を通って、うまいもん祭り会場へ戻り地元農家のおばちゃん手作りの吊るし柿と松茸御飯を購入して岐路につきました。。

拝観無料日に釣られてこの巨大な敷地と建物群を回りましたが歴史感と信仰心を感じることは有りませんでした。
鉄筋コンクリートでなければ作れない巨大建築物・・五重塔だけで26億6千万円もの巨費、一体全体総額は幾らなんだ!!
昭和62年完成落慶という事でまさにバブル期の象徴的建造物という意味では一見の価値有りかも・・・。
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福井の仏像展(福井市立郷土歴史博物館)
国指定名勝 養浩館庭園(旧御泉水屋敷)

来年、平成29年は泰澄大師が白山を開山したとされる養老元年から1300年になる。
白山開山1300年記念プレイベントである秋季特別展「福井の仏像 白山を仰ぐ人々と仏たち」が福井市立郷土歴史博物館で開催されている。
「越の大師・泰澄」ゆかりの地である福井には白山遥拝の山々や里に多くの白山信仰の寺や神社が多くあり、山登りや神社仏閣巡りの折に見たり伝え聞く事のある白山信仰の伝説や仏教の知識は薄いが興味半分の軽い気持ちで見に行ってきた。

福井市立郷土歴史博物館

福井市立郷土歴史博物館正面玄関
国の重要文化財、福井県指定文化財や各市町村指定文化財の計34体もの仏像が展示されていますが、写真撮影はNGなので残念ながら1枚も有りません。
仏像用語の図解や展示仏像の切り抜き写真等のパンフをいただき、1時間強もの時間を費やして鑑賞をしました。
その後、松平家資料展示室の「刀と刀装展」、常設展示室を足早に見ました。

南西から見る養浩館庭園遠景


養浩館西門(裏方になるのかな)から入って・・・

わずかに色づき始めたモミジの木の下を右に折れて、

梅園を通って、


休憩と御庭鑑賞用の方1間寄棟造りの小亭「清廉」横、「臼ノ御茶屋」跡を通り、正面に松の木の雪吊り作業を見ながら

「御月見ノ間」への石橋を渡ります。

「御月見ノ間」横から「清廉」を眺めて

池向こうの築山と雪吊りの松を・・・

クリックしてね説明文出ます。
御茶屋入口から「御湯殿」を見学し・・・

「櫛形ノ御間」北側と西側が池に面している。池に張り出している庇側に向かって斜めに傾斜している「掛込天井」が特徴である。

「御次ノ間」は「櫛型ノ御間」と「御座ノ間」のあいだにある控えの部屋です。

「御座ノ間」この邸の中心で藩主の座が設けられた八畳の部屋で池に面した西向きに造られています。

「御月見ノ間」東側に昇月を見る月見台、西側に池に映える月を見る大きな雲窓が配される部屋です。

今年は雪吊りの作業も早目なのか・・・

こちらは東の正門から庭園に入る門です。

緋毛氈と紅い日傘のコーヒー茶屋で休みます。

福井の仏像展のパンフレットを読み返し・・・

御饅頭とコーヒーのセットを頂きます。

最後に「御泉水屋敷」を池越しに見て、おいとまします。
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桜ほど日本の風土にピッタリと嵌まる花は無いだろう
深山幽谷、里山、里川、大河の堤防、海岸線、城郭、神社仏閣、町中の公園、都会のビル街、etc、・・・
快晴の空と春風に誘われて桜の名所巡りに行って来ました。
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丸岡城天守閣 | 越前大野城天守閣 |
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浄土真宗出雲路派本山 毫攝寺 | 味真野小学校 一本桜 |
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福井城内堀 | 朝倉館唐門 |
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勝山市 弁天桜 | 丸岡町 山竹田の枝垂桜 |