2017年山歩き日記
ブナの森を歩こう!山日記
2017.10.29 赤兎山避難小屋清掃と赤池モニタリング調査

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台風当日とは思えないくらい静かな赤兎平
先週の台風21号に続いて今週も土日は台風22号接近中で強風大雨警報が出ています。11月に大型2発は超珍しいです。
本州に最接近するのは午後3時過ぎとの事なので、出来るとこまでやろうと決行することにしました。

07:20 個人的山行なら絶対!!嫌だ!!と即中止ですが、会のメンバー11名、途中合流1名の計12名参加で城下町東広場駐車場を出発します。
08:15 小原林道は紅葉真っ盛りで紅葉のトンネルを抜けて登山口近くの上の駐車場に到着です。
台風当日に山登りの酔狂なアホは当然居ないわけでして、駐車場は上も下も我々一行の貸し切りです。
08:20 登山開始します。


紅葉に負けないくらいにカラフルな装備で先を急ぎます。

途中の渡渉地点も幾分水量は多いようです。


09:00 途中休憩することなく、小原峠到着です。
5分の休憩で出発します。

09:35 大舟分岐通過です。ここは休まずに先を急ぎます。

09:50 赤兎山山頂、ここも休まずに通過します。

10:05 避難小屋の赤い建屋が見え、その奥に低く垂れ込める雲の中、白山・別山・三ノ峰がかすかに確認できます。

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台風22号が接近中とは思われないくらい穏やかな天気模様で、雪化粧の白山連峰がハッキリと見えてきました。

木道脇のロープを雪に備えて外していきます。
長いロープを抜き取って束ねていきますが、これが中々、厄介な作業です。

赤池の大きさに変化がないか・・・池幅、水際の計測を毎年、春と秋に行い、モニタリング調査票に記入して記録を残します。
今年は先週からの雨で少し水面積が増えたようです。


シーズン中には湿地の中に踏み込まないようにお願い看板を設置してあります。
残念な事ですが、池の中の浮島に生えるニッコウキスゲやイワイチョウの花を少しでも近くで、違う角度から撮影したい写真愛好家の方々だと思いまが・・・踏み跡が付いています。
湿地に限らず一度自然破壊されると生態系を含め、原状回復には時間が掛かります。
一度、小さい踏み跡が付くと罪悪感が薄れるのか次から次へと拡大していきます。

11:10 風雨が激しく成って来たので昼食は下山してからと言う事で大急ぎで避難小屋を後にします。

泥炭層の登山道は泥水が流れ出して滑り易い上に泥が跳ねあがり歩き難くなってきました。
山慣れしたメンバーの数人は長靴登山です。これが大正解!!

11:30 赤兎山山頂通過です。

11:40 大舟分岐通過です。

12:00 小原峠到着です。
12:05 昼食抜きの下山の為、各自が行動食・水分を摂り下山開始します。

まるで沢下りに近い状態です。

12:45 ようやく、登山口に到着です。
風雨は弱まっていますが帰りの林道は落ち葉で埋め尽くされる程でした
登り時間: 1時間55分
作業時間: 55分
下り時間: 1時間35分
合計時間: 4時間25分
台風接近の時でしたが、難無く無事に終える事が出来て良かったです。

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2017.10.08 三ノ峰秋季避難小屋清掃登山(大野市)

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恒例の秋の三ノ峰避難小屋清掃登山に行って来ました。この時期は地区の運動会や秋祭り等々地元行事が重なり清掃登山の人数が揃いません。
06:00 城下町東広場駐車場を会員6人、自家用車2台に分乗して出発です。

06:50 上小池駐車場に到着です。

07:10 登山届提出後出発します。

07:16 「刈込池自然研究路分岐」を通過します。

07:27 「三ノ峰登山口」

07:42 「山越邸跡」到着です。

08:28 木橋を渡り

08:42 「六本檜」に到着です。
出発から1時間半費やしましたがペース配分はこんなもんかな?
5分の給水休憩の後出発します。

福井方向は深い雲に覆われて赤兎山や大長山は雲海の中に浮かび上がっています。

色づき始めた広葉樹の彼方に三ノ峰、二ノ峰が見えてきます。

荒島岳も雲海の中、天空の山頂を見せて呉れます。

09:09 「大ベンチ」通過します。

09:16 「中間点標識」通過です。

登山道も秋の気配が次第に濃くなっています。

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雲海も陽が高く上がって来ると次第に薄れ始めます。

09:39 剣ヶ岩が間近に迫ってきます。
あと少しで第2ステージ到着です。

09:54 剣ヶ岩上部「白山南山稜線説明板」到着です。
六本檜からガクッとペースダウンです。2ヶ月のブランクの為か息切れが激しく、足が前に出ない!!

メンバーには先に出発してもらい10分間の長休憩を取り気を取り直して出発します。

30歩歩いて立ち止まり、息継ぎをして、来た道を振り返っての繰り返しです。
キツイです。
刈込池の在る幅ヶ平は未だ青々と紅葉は始まっていません。

稜線ベンチの在るピークがようやく、見え先行のメンバーの姿が・・・ホッとします。

10:46 稜線ベンチに到着です。やっとの思いで第3ステージをクリアーです。
待って居て呉れたメンバーからの冷たいフルーツの差し入れはまさに甘露そのものです。

ここから見下ろす、喘ぎ喘ぎ登って来た稜線上の登山道の風景が「あとひと踏ん張り!!」と励ましてくれます。

11:23 越前三ノ峰を捲く水平道に着きます。
途中、遭難碑に水を手向け無事の登山を願います。

11:35 先行のメンバーに遅れること10分、来春は参加出来るか?と超弱気の大苦難の末の到達です。

青空の下、備え付けの毛布を干し・・・



夏山シーズンで汚れた二つの便器を洗い・・・

室内の床の拭き掃除・・・


発電用のソーラーパネルを豪雪から守る為、太い柱材で雪囲いをして・・・

冬の小屋泊まり登山者には不便を掛けますが電気の供給を切断して・・・

トイレの換気口を塞いで来春までの冬支度完了です。

13:11 小屋内で昼食休憩後外に出ると三ノ峰(正面は騙しピークですが・・)にガスが懸かって来ました。

13:15 ガスの中、下山開始します。

13:20 「水平道標識」を通過します。


13:37 「稜線ベンチ」通過です。

下からガスが這い上がって来ます。

名も知らない真っ赤に高揚した高山植物に目を奪われます。

紅葉した山肌とガスのコラボも素敵です。

13:56 剣ヶ岩。
休まずに通過します。
登り時と打って変わっての調子で脚の痛みも無く、気持ちはスキップしています。

気の所為か午前中より紅葉は鮮やかに成ったのでは?・・。

14:10 1時間足らずで「中間点標識」通過です。

14:15 第1大ベンチも通過します。

紅葉した灌木の中の登り返しも苦にならずに・・・

14:30 「六本檜」到着です。
5分間の水分休憩を取ります。

15:30 「山越邸跡」通過します。

15:44 「日大ワンゲル遭難碑」に手を合わせ通過します。

15:54 「三ノ峰登山口」

16:11 「刈込池」分岐通過です。後、山道を辿り上小池駐車場に至ります。

16:17 「大栗の木」脇を通過します。

16:19 上小池駐車場に戻って来ました
下り時間は3時間チョイです。
参加人数6名の少人数での清掃登山でしたがなんとか無事終える事が出来て良かったです。
掃除用の水1リットル以上、掃除用品等荷物を担いでの長丁場、参加メンバーの皆さん本当にお疲れ様でした。
来春も参加出来るように体力と脚の筋力維持に努めたいと思います。

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今日出逢った「花の妖精」達

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(アキギリ)

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(カライトソウ)

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2017.10.01 第26回天橋立ツーデーウオーク
(京都府宮津市)

来週に迫った秋の「三ノ峰避難小屋清掃登山」の為の体力と脚力復活プログラム第3弾は昨年、計画倒れに成った「天橋立ツーデーウオーク」に今年は大会2日目の10q天橋立松並木コースに参加する事にしました。
家族旅行とかドライブでは何度か訪れた事はありましたが公園から見下ろすだけで対岸まで歩いて渡るなんて時間的に無理だと思っていましたが、健康的で楽しめるウオーキング大会に参加すれば一石二鳥と言う事で山の会のメンバー4名を誘っての参加です。
06:20 城下町東広場駐車場を朝6時出発の計画でしたが私が寝坊してしまい20分遅れの大失態です。

09:00 京都府宮津市島崎公園近くの「パーキングはままち」に到着です。
09:20 島崎公園の大会会場で当日参加の手続きを済ませます。

宮津市のマスコットキャラの二人と記念写真を撮ったりしてスタート時間まで待ちます。

スタート前、岐阜から参加された御年97歳のウオーカーさんが紹介され会場の参加者一同から驚嘆の声が上がりました。
年回り二回り以上の方の元気な挨拶と励ましに頭が下がり、まだまだこれから頑張らねばと思いました。

10:00 私たちはウオーキング協会所属での参加で無いのでユックリと後方スタートです。

朝の潮騒の中、宮津湾沿いの遊歩道をのんびりした歩調で仲間と談笑しながらの漫歩です。


先頭グループはもうとっくに天橋立に入っていますが、私たちはようやく入り口近くに到着です。

橋の中央部が運河の真ん中へ回っていて遊覧船がその間を通っています。

遊覧船の通過後、橋の中央部が回り始めて・・・先に渡っていたメンバーは向こう岸でこの状況を見ています。

人間が通行出来るようになりました。

海の通行と陸の通行が可能な橋なんですね。山に囲まれた地域で生活する私達には「目からウロコ!」ものです。

10:40 さぁ、ここから対岸まで2.6q楽しんで歩きましょう!!。

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絵図を見て・・・

説明文を読んで・・・

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にわか知識を仕入れて・・・

天橋立松並木の散策路を楽しみましょう。





時間を気にすることなく観光、お勉強、お喋りにもう早くも1時間が過ぎようと…


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10:56 「天橋立神社」に家内安全と自身の健康を祈願して


「磯清水」で手を清め歩き続けます。

11:05 そろそろ道半ばです。

山の尾根の澄み切った風に吹かれての登山道歩きが大好きな私ですが、海沿いの松並木を潮風に吹かれてのんびりと散策するのは中々経験できない貴重で贅沢な時間です。


「夫婦松」山にも大木と言われる松はありますが、やはり海岸の松は巨木ですね。

もう、あと500mです。

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残念乍ら朽ち果てた巨木が飾られているだけですが中心が空洞に成ったその太さは驚きです。

11:36 天橋立を歩いて対岸の町に到着です。

11:42 元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)・・・丹後地方随一の古社で伊勢神宮外宮の元宮と伝えられる奈良時代以前の神社に到着です。
ここでも欲張りなお願いをします。

11:49 傘松公園へ急ぎます。

12:00 ケーブルカー内でアンカーマンの方と御一緒になる。どうも私たちのグループは最後尾らしい。

12:07 傘松公園、到着です。

チェックポイントで押印してもらい、股のぞき発祥の地へ階段を登ります。


年甲斐も無く、恥じらいも無くやってみます。

12:33 再び、ケーブルカーで下り、土産品店の誘惑に耐えて遊覧船乗り場へ急ぎます。

12時40分発が出た直後で13時発まで待たねばなりません。
20分足らずの待ち時間に元気溌剌の一番若いメンバーが土産品店へ戻ります。
焼き立ての黒竹輪の御相伴に預かり乗船待ちです。

乗船客の投げるカッパエビセンに夢中のカモメと童心に戻って戯れます。

トンビも参戦してきます。チョッと怖いです。

カモメのエサやりに夢中で今しがた歩いて来た「天橋立」を楽しむ間もなく、10分で船着き場に到着です。

知恵の仏様「文殊」で有名な「智恩寺」山門前を素通りしてゴールへ急ぎます。

運河沿いの遊歩道を何人ものウオーカー達が思い思いのスピードでゴールへ向かいます。

島崎公園が見えてきます。



14:00 GOAL着です。完歩証とお土産、お楽しみ抽選の当たり商品を頂いてウオーキング大会参加終了です。

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本日のログです。
番外編・若狭和田浜海水浴場

メンバーの一人御推薦の名勝地「若狭和田浜海水浴場」へ立ち寄りました。

懲りずに「股のぞき」で若狭富士青葉山を撮ってみます。
今日の御愛嬌ですので御勘弁願います。
「よく遊び!よく遊べ!」。
幾つに成っても心の底から笑って遊ぶ!!。
身体と頭と心の健康こそ最高の幸福と実感した一日でした。
愉快な仲間たちにありがとうの感謝です。
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