2017年ぶらり小旅
小雨の中、平泉寺菩提林旧参道を歩く
白山平泉寺開山1300年記念
白山神社宝物館特別公開

平泉寺菩提林旧参道(牛岩・馬岩から平泉寺方向)
四季それぞれ、表情の違う顔を見せて呉れる平泉寺ですが、梅雨の恵みで草木の緑がより一層色濃く輝くこの時期の平泉寺の趣が私の一番好きな時期です。
いつもクルマで横目にしながら通り抜ける古い石畳の旧参道を今にも泣き出しそうな梅雨空の下、歩いて来ました。

勝山城を過ぎたすぐそば、大きく立派な平泉寺史跡の石碑の奥の駐車場に車を止めて菩提林の中のアスファルト舗装の車道に入ります。
今日は車での通行は禁止されているので

この中宮平泉寺参道は「日本の道100選」に選ばれています。これはもう歩いてみるしかありません。

樹齢何百年かの杉の巨木の中を歩くとやがて右側に苔むした石畳の旧参道が現れます。

雨に濡れた石畳の道は滑り易く歩き難いのですが、歴史を偲んでユックリと歩きます。



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10分も経たずに「牛岩・馬岩」です。




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雨に濡れて滑りやすい石畳の道でしたが、古の繁栄に思いを馳せながら独りだけの世界に浸っていました。

この先は西国33ヶ所巡りの参拝道になります。
苔むした菩提林の中、赤い前掛けの石仏達に頭を下げて一つづつ番号を確認しながら…。

平泉寺と言えば神社だけ残っているのかと思いきやお寺まで在ったとは・・・知りませんでした。


白山平泉寺開山1300年記念特別公開との事で「宝物館」に入って、貴重な展示物を拝観します。

社務所にも立ち寄ってみます。
時間が余り無いのでお庭の見学は日を改めて来たいと思います。


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境内の苔の見事さには訪れる度に感動です。

菩提林旧参道両脇には樹齢数百年以上の杉の巨木が立ち並んで圧倒されます。
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⇒Home梅雨の晴れ間・・平泉寺講演会と境内散策
平泉寺歴史再発見講演会(歴史探幽館まほろば)
平泉寺境内散策(平泉隆房宮司案内)

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毎年6月の終わり頃、梅雨の晴れ間の強い陽射しを浴びて光り輝く深緑の苔に覆われた平泉寺境内を訪れています。
一年を通して一番美しい光景だと思います。


平泉寺は神秘的な境内の雰囲気だけでなく発掘調査によって解き明かされた歴史的にも非常に興味深く面白い点が数多くあり、「白山平泉寺歴史探遊館まほろば」へは年に幾度かは訪れていますが、白山・平泉寺開山1300年記念の催しの一環として平泉寺や泰澄の歴史講演会と平泉寺宮司による境内散策は滅多に無いチャンスだと思い参加しました。


東大史料編纂所特任研究員阿部美香氏による「平泉寺の歴史再発見ー国宝称名寺聖教『上素帖』平泉寺堂供養表白を読み解く」の講演。

配布テクスト

平泉寺宮司・平泉隆房氏、名古屋大教授阿部泰郎氏、阿部美香氏によるトーク。

記念講演終了後、平泉宮司の境内説明散策です。


拝殿


御本社・・・御前峰の神


越南知社・・・大汝山の神


別山社・・・別山の神



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御手洗池

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この美しい深緑に包まれて参拝をすると全身に精気がみなぎる気分に成ります。
日常生活の間近にこの様なパワースポットが在る事に感謝です。益々、好きになりました。