2017年山歩き日記
ブナの森を歩こう!山日記
2017.12.10 三床山(標高279m)鯖江市

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インディアン平原
地元の奥越大野では10pほどの積雪がありました。
雪山を避けてと言うのでは無いのですが、敦賀三山(野坂岳・西方ヶ岳・岩籠山)の一つで「朝日の野坂山、夕映えの岩籠り」と言われ、頂上付近の巨石群が人気の岩篭山に行って来ました。

06:40 大野城下町東広場駐車場をメンバー7名が自家用車2台で出発します。
08:10 国道8号線沿いの市橋からの「市橋コース」がメインのようですが、今回はその先、8号線から161号線へ進み、駄口のドライブインしのはら横から登る「駄口コース」を選びます。

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登山口に設置の案内板。
今回はピストンですが、機会があれば市橋コースへの周回も変化に富んで時間的にも面白そうですね。

08:25 防寒のウインドブレーカーを着込み足元を気にしてスパッツ装着で出発します。

緩やかな登山道も谷筋の杉林に入ると、九十九折れの急登となります。

08:40 間も無く、急登を抜け開けた支尾根の稜線上の広場に出ます。ここで左に折れて登って行きます。

柔らかい初冬の陽射しを浴びると汗ばんできます。

緩やかな尾根の道が続き、15分も歩くと前方に巨岩が見えてきます。

大きな岩の点在する尾根の登山道をユックリと歩きます。

再び開けた尾根に出ると、前方に大きな岩を幾つか抱いた長く緩やかな山が見えてきます。

日当たりの良いこの辺りは小さなブナの林です。

深く大きな谷の向こうにインディアン平原らしき容姿が・・・。

前方の山に取り付くには一旦下りに成り、日陰の鞍部を横切る登山道の残雪を踏み、登り返します。

登り返した尾根を標識に従って右に進みます。

木々の間に巨岩が見えてきます。「あれかな?」・・・

嶺南の山は何とも言えない柔らかで優しい女性的な雰囲気で癒されますね。

ブナの林を抜けると笹藪の登りに成ります。


前方にハッキリと幾つかの巨岩が見えてきます。

前方へインディアン平原に延びる道が在りますが、先ずは山頂へ・・・・。

山頂を目指して最後の登りです。

10:45 山頂到着です。

岩篭山・基準点名:嵐山
等級種別:三等三角点
標高 :765.1m
所在 :福井県敦賀市
地図 :敦賀

山頂からの敦賀半島、敦賀湾、敦賀市街地

南西方向に三国山、赤坂山

10:50 眺望の良い山頂で昼食を
ところが吹きっさらしの風で寒い!!寒い!!
インディアン平原の岩陰でと急遽、下山します。

11:00 ここも7名が風を遮るほどの岩陰が無く、鞍部のブナ林で・・・下山します。

直下の鞍部へと笹藪の中を急いで下ります。
今の時期、四方八方、すでに落葉した若いブナの木で殺風景な林の中ですが春の芽吹きの頃に思いを馳せ、楽しい昼食タイムです。
11:50 マッタリと山の珈琲タイムも終えて再び、下山開始です。

12:15 主尾根の分岐を左に折れて通過します。
薄く積もった雪も此処までです。

12:40 大きな岩の間を通り抜け、小さなブナの木の林の支尾根コースを明るく暖かい光を浴びて心地良いハイクです。

13:20 最後の分岐通過です。
右に折れてのここから先は杉林の中の急坂になります。

13:30 駄口コース登山口に無事到着です。
標高の割には尾根歩きが長く、疲れを感じること無く楽しめる山です。
帰り道はナメコ等を探しながらの楽しみも有るノンビリとしたもので、初冬ならではの低山ハイクを大いに満喫しました。

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ブナの森を歩こう!山日記
2017.11.19 京都トレイル番外編
貴船神社〜滝谷峠〜二ノ瀬駅→鞍馬寺


「荒島愛山会」様主催の京都トレイル一周ハイクに初参加で、シャイな私は(自分で言うなよ!)ハラハラドキドキ!!っていう感じです。
大野市を早朝5時に出て、8時30分貴船神社到着です。
08:35 冬型の気圧配置で気温が低く、雨予報なのでスパッツを付け、ウインドブレーカーを着用します。
紅葉真っ盛りで落葉も間近い今日の参加者21名、京都の紅葉にも負けないカラフルな装いでスタートです。

灯篭流しのオブジェ・・夜に思いを馳せながらゆっくりと歩きます。さぞかし夜景は京都情緒に溢れて綺麗だろうなぁ〜

この赤い橋が鞍馬からの遊歩道なんでしょうが、倒木や崩れで残念ながら通行止。
当初の予定では鞍馬寺の本殿金堂〜奥の院魔王殿から此処へ出て来る筈だったのに・・・。

08:40 貴船神社本宮二の鳥居に到着です。


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参道の石積みの長い階段を登ります。


本宮に到着です。

手水所で両手と口を漱いで拝殿で参拝の後、奥宮へ向けて先を急ぎます。

貴船川沿いの茶屋街の風情を楽しみながらのウォーキングは服装こそトレイルハイクの格好ですが気分は観光気分満喫です。

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いいですねぇ!こういう情緒ある御茶屋さんや料理旅館で老舗の旦那気取りなんてぇのは・・・・似合わないねぇ!私では。

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精々こん位の床で珈琲ですね。
慣れてないのでソワソワ腰が落ち着かなくサマに成らないのが眼に浮かびますね。

途中にある杉の大木。名前は相生の杉(御神木)と言い樹齢は1000年で。非常に目出度い意味が有ります。

奥宮に到着です。

これも御神木で連理の杉と言われ杉と楓が和合した大木です。
私の地元大野市の春日神社にも良縁の木と言われる物や経ヶ岳登山道のアダムとイブと呼ばれる別々の木が重なって一本の木を成すものがあり、夫婦、男女の仲良い様子ととらえて縁起が良いと人気があります。

09:10 貴船神社奥宮到着です。
ここは貴船神社が当初に創建された地で祭神も本宮と同じ水や雨を司る「たかおかみ」です。
奥宮の縁起は玉依姫命(神武天皇の母)が「黄船」に乗って浪速から淀川、鴨川、貴船川を遡って来て当地に水神を祀ったのが始まりで地名および社名の起源をこの「黄船」に求める説もあるそうです。・・・すべて受け売りで歴史や神教に強い訳ではありませんよ。

いよいよ、神頼みタイムからトレイルタイムに移ります。
でも、未だ舗装された林道歩きが続きます。

09:18 旧花背峠・滝谷峠分岐です。
足裏に土の感触が嬉しいですね。

谷川沿いに奥深く分け入るに従って数多い真っ直ぐな杉の倒木が行く手を塞いできます。
倒木を潜り抜けたり、跨いだり慎重に進みます。
前日からの雨で落ち葉は滑り易く、所々、泥濘も有ります。

細い登山道はずり落ちている個所も在ります。

変化にとんだコースは標高の低い割にはそれなりに楽しめます。

今度は、けっこうな急登が待ち受けています。

それにしても、谷筋には倒木が凄すぎます。
峠直下の急斜面は踏み跡も解り辛く、斜面を捲こうにも滑って全員が悪戦苦闘します。

10:25 滝谷峠に到着です。
水分補給の短い休憩を取り、二ノ瀬ユリ(ユリって何のことやらさっぱり解らず???)を経て二ノ瀬駅へ向かいます。

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ゆるやかな遊歩道の美しく色付いた木々が癒してくれます。

11:15 少し開けた場所で昼食です。
今日のように寒さが厳しい日は湯気の立つカップ麺と淹れたてのドリップコーヒーは殊更に美味〜い!!ですね。
山での昼食・・至福の一時はアッと言う間に終わり、
11:40 後半戦スタートです。

後で、知るのですが、このダラダラとゆる〜い坂道の事を京都弁?で「ユリ」と言うのだそうですね。
しかし、この落ち葉の坂道は実に気持ちが良いですね。


12:10 夜泣峠・二ノ瀬駅分岐到着です。
夜泣峠経由京都トレイルで二ノ瀬駅かと思いきや「愛山会」メンバーは既に、踏破しているので直接二ノ瀬駅へ下るとの事です。
貴船神社からの本日のコースは京都トレイル番外編(荒島愛山会編)でした。

何だかこのユル〜イコース、ぬるま湯に浸かっているようで癖になりそうです。
途中、思わぬお土産の「なめこ」のご褒美まで大量に収穫のおまけ付きだし。



最後に短いジグザグの下り坂で「京都一周トレイル北山49」との合流地点到着です。
ハイク終了です。二ノ瀬駅からバスの待つ鞍馬駅まで、叡山鉄道に乗ります。

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何とも言えないローカル色溢れる駅ですね。(田舎者のお前が言うか?)

少しだけ撮り鉄さんの気持ちが分かるような・・・。
13:10 二ノ瀬駅出発進行!!

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13:18 鞍馬駅到着です。
鞍馬と言えば何と言っても天狗さん!それに牛若丸も。

さすが、人気の観光地。外国人観光客で大賑わい!!
聞いたことの無い言葉$#%&$%#が飛び交っています。


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今日は京都トレイルが目的でしたが、折角の人気スポット鞍馬寺!!行きましょう!行きましょう!

結構、階段がキツイです。


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「鞍馬の火祭」で有名な由岐神社の鳥居を通って・・・


御神木の「大杉さん」に手を合わせ・・・

家族の健康と笑顔を願います。

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木漏れ陽の光に輝く紅葉に心奪われ・・・

仁王門、由岐神社、川上地蔵堂、九十九参道、中門を通って本殿金堂を目指します。

長く、急な石段の登りはトレイルハイクよりキツ〜イです。
こんな所で立ち止まろうとは・・・トホホです。

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色鮮やかな紅葉と苔むした屋根に降り積もった落ち葉の風情が・・・重い足取りを勇気づけてくれます。



14:00 本殿金堂に到着です。
きついはずですね。標高410mも有るのですから。
ここでは、お賽銭を奮発して丁寧にお参りとお願いをします。

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帰りの下りでは目線が違う風景と風情を堪能しながら駐車場へ急ぎます。

下りの余裕なのか上りで気付かなかった「牛若丸」の文字が眼に入ります。
14:20 ハイキングの装備を解いて軽装になり、バスに乗車します。
私にとっては「荒島愛山会」の皆さんとの初顔合わせでしたが、暖かく迎え入れて頂き感謝申し上げます。
トレイルハイクと観光の二足の草鞋を履く今回の企画はいつもの山行とは一味も二味も違う新鮮な楽しさを満喫できました。本当にありがとうございました。

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本日のコースです。
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ブナの森を歩こう!山日記
2017.11.05 鞍掛山(標高477.7m)小松市

会の年間定例行事の「一般募集登山」今年度最終企画の鞍掛山(標高477.7m・石川県小松市)登山に参加しました。
会員12名、一般募集参加者9名計21名の大所帯での山行です。
07:20 城下町東広場駐車場を予定より少し遅れての出発となりました。

08:30 鞍掛山登山道第二駐車場に到着です。
参加者が多いので靴の履き替え、荷物の点検、トイレ、準備体操等を入念に行います。

08:50 第一駐車場へ向かいます。

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人気のお山のようで第一駐車場には地元b竚ァ外bナ賑わっています。
新しい案内板でコース確認をして、出発です。


08:58 「西ノ谷登山道」と「中ノ谷登山道」分岐を右手側の本日のコース「西ノ谷登山道」に進みます。

コース標柱@(西ノ谷コース)-1、1分ちょっとで更に分岐して林道から綺麗に手入れされた杉林の中の本格的な登山道に進みます。



09:25 コース標柱@-2、船見平到着です。
ここまで遅れる人も無く参加者それぞれ楽しんでおられる様子です。
約五分の水分補給の後、全員が気分も足取りも軽ろやかに出発します。

朝日に映える船見平からの鞍掛山です。

コース標柱@-3、山頂まで500m地点です。
この辺りから登山道は岩場になってきます。


コース標柱@-4、竜の脊(ドラゴンズバック・りゅうのせ)と呼ばれる約50数mの区間です。
標高の低い山ですが両脇にロープの在る変化に富んだ登山道は、結構楽しい気分にさせて呉れます。

コース標柱@-5、山頂まで400m地点です。
明るい陽射しの中の尾根道はとてもよく整備されて地元の方のこの山に対する愛情が感じられます。

コース標柱@-6、山頂まで300m地点です。
スタートから1時間弱、疲れはまったく感じません。良い山ですね!!

コース標柱@-7、山頂まで200m地点です。

コース標柱@-8、山頂まで100m地点です。

10:05 「鞍掛山」山頂到着です。
初参加の方も御年配の方も全員が1時間ちょっとで楽しく登れました。

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山頂からの加賀平野の眺望です。
大聖寺の観音様も小松ドームも視認出来ましたが、写真では残念ながらハッキリと撮れませんでした。
日本海もぼやけています。
山頂は結構な賑わいなのと私たち大人数で占領してしまうのはこれからも登ってこられる登山者様に迷惑だろうと早々に移動する事にします。

10:18 鞍部の避難小屋は空いていましたが、後山まで行くことに。

避難小屋のすぐ先、中ノ谷コースと途中合流する行者岩登山道分岐を過ぎ、

十一面観音様に手を合わせて歩き始め、間も無く後山分岐を右に行きます。

10:23 「後山」頂上到着です。
何故か山頂とは言わずに頂上なのですね。

ザックをデポして「獅子岩」へ向かいます。
お昼にはまだ早いのですが登山の楽しみの一つ「山飯」をここで楽しむ事にします。

獅子の鼻先の上で記念写真を・・・

これは獅子の横顔・・・見えなくも無いかな?

後山頂上からの白山遠望ですが、これもボンヤリと残念写真です。

11:20 後山頂上での昼宴を楽しんで・・・下山開始です。
下り始めて直ぐに分岐を右折して三童子スカイラインを歩きます。


11:30 加賀市山中町側からの「鶴ヶ滝登山道」・「塔尾登山道」分岐通過します。

11:45 途中、展望岩へ立ち寄って・・・・
展望岩からの鞍掛山・・・右が鞍掛山で、左が後山、山名の由来は馬の背に鞍を掛けた様な形から付けられたとも。

紅葉も美しく山を彩っています。



12:00 鞍掛山・三童子スカイライン「水谷登山道」分岐で左手の水谷下山道を下ります。


12:26 水谷登山口に到着です。
水谷林道の終点で車数台の駐車スペースが有ります。
ここからは林道歩きになります。

13:03 水谷林道出会い到着です。
途中、体長60p位の猪の子ウリボウと出逢って母親猪が出て来ないかとヒヤヒヤしたりの小ハプニングが有ったりとワイワイガヤガヤと賑やかしく楽しめました。

13:04 第二駐車場無事到着です。
15:00 途中、道の駅で休憩を取り、城下町東広場駐車場着。一般参加者の中から一人でも多く、本会員に成ってくれるように祈り、今年最後の山行行事を無事終える事が出来ました。

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今日出逢った「花の妖精」達

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(サルトリイバラ)

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(ツルシキミ)

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