2017年山歩き日記
ブナの森を歩こう!山日記
2017.05.28 三ノ峰(石川・岐阜県境)避難小屋清掃登山

三ノ峰(石川・岐阜県境)山頂
春・夏山シーズンに向けて三ノ峰避難小屋の点検・清掃登山に大野親岳会のメンバー11名で参加しました。
雪解け後、登山シーズンに合わせて部屋とトイレの掃除・雑巾がけ、ソーラーパネルの雪囲い撤去作業、配電システムの点検、今日は陽射しが有るので毛布類の乾燥等の作業です。
冬山は登山者が少ないと言えやはり半年間の汚れはそれなりのものです。

06:50 大野市上小池駐車場着
07:05 装備の確認と軽い準備体操、集合写真撮影後、出発します。

07:22 三ノ峰登山口
三ノ峰山頂まで5qの登りが続きます。

07:36 山越邸跡
三ノ峰山頂まで4.6kmです。

08:36 急登の階段を登り切って漸く六本檜到着です。
ここからしばらくは尾根の樹林帯歩きです。


09:10 ゆるやかなアップダウンの樹林帯を抜け、クマザサやナナカマドの低木の稜線道の中間点の道標を過ぎます。
前方の「剣ヶ岩」の辺りはスッカリ厚いガスの中です。

09:23 剣ヶ岩の直下でようやく見慣れた姿に出くわします。

09:34 「剣ヶ岩」上の解説板で水分休憩を取ります。
ここからは急登の連続に成ります。

10:08 稜線ベンチ(第2ベンチ)到着です。
相変らずガスは晴れません。
「剣ヶ岩」からはグループがバラケて来ましたが、水分とフルーツでビタミンと糖分の補給後、後続を待たずにすぐに出発します。
ここからの急登はこのコース最後で最大の難関です。


10:19 漸くガスが切れ、目の前に雪渓を抱く三ノ峰山頂が見えてきました。

アッと言う間に青空が拡がり「打波の頭」・・福井県最高点の越前三ノ峰の頂上が見えてきました。

振り返ると雲海の中に「大長山」の雄大な山容が・・・。

ガスに包まれて視界の効かなかった稜線の登山道だけでなく、幅ヶ平、刈込池、赤兎山、大長山その向こうに経ヶ岳までもが望め、疲れが吹っ飛ぶ光景が目に飛び込んできます。

10:40 避難小屋への水平道に・・・あとわずかです。

10:48 避難小屋到着です。

小屋東側の岐阜県石徹白からの美濃禅定道との合流地点付近は未だ2m近い残雪が有ります。

三ノ峰頂上には残雪は有りませんが岐阜県側の谷間の斜面は残雪に覆われています。



景色に見惚れている暇は有りません。
11:00 10分遅れで上がって来た後続組と合流して室内清掃、トイレ掃除、ソーラーパネルの雪囲い撤去班に分業します。


メンバー達の奮闘の甲斐在って見違える程に綺麗に成りました。
便器の清掃などはブラシで力一杯擦り落として最後の仕上げは雑巾での手拭きですから、仲間ながら脱帽の思いと感謝の気持ちで一杯です。

11:28 昼食まで未だ30分は有ります。天候も良いことなので三ノ峰頂上へ行く事にします。

クリックしてね!!白山遠景拡大します。
11:35 三ノ峰山頂着です。
薄いガスの中、四塚山、七倉山、大汝峰、御前峰、別山平、別山、御舎利山が望めました。

11:43 集合写真や思い思いの写真を撮り下山開始します。
上から見ると残雪の一部には亀裂が入っていて不用意に近づくのは危険ですね。

遠くに北アルプス、乗鞍岳、御嶽も見える絶景を惜しみながら・・・

13:15 ガスコンロ2台での山女達十八番の豚汁で約1時間の昼食会を賑やかに終えて、残雪の絶景を堪能して集合写真を撮って下山開始します。

願教寺山、幅ヶ平、刈込池を眼下に見下ろし・・・

未だ芽吹きの浅い尾根道を・・・

途中、休憩を取ることも無く踊るようにドンドン下ります。

14:31 大ベンチ(第一ベンチ)も休まず

14:48 六本檜で一休み。
下りは余裕たっぷり!!ザックも下ろさず立ち止まり。

14:52 特売場へ突進するかの如く駆け下る。

15:46 山越邸跡

16:01 登山口

16:13 刈込池、上小池P分岐

16:25 駐車場到着です。
今日出逢った「花の妖精」達

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(スミレサイシン)

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(ツバメオモト)

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(オオバキスミレ)

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(サクラソウ)

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(ミネザクラ)

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(ムラサキヤシオ・オオカメノキ)

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(ラショウモンカズラ)
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