2018年山歩き日記
ブナの森を歩こう!山日記
2018.11.03 祖蹟巡拝登山
祝山・仙尾山・大仏寺山(永平寺町)

永平寺町観光物産協会主催の恒例の「祖蹟巡拝登山」参加しました。
今年は会友のHさんが事前に申し込みをしてくれていたので会友3人との「牛にひかれて永平寺参り」です。
5,6年前にウォーキング友のO君と歩いて以来の縦走です。

08:00 永平寺町の駐車場に集合の後、参加者50数人が大型バスで吉峰寺へ向け出発します。
08:23 吉峰寺参拝道駐車場に到着です。
トレイルハイクの場合、個人山行と違って、今回の様にバスでの移動は車を登山地まで取りに戻らなくて良いので大助かりです。

08:26 吉峰寺参拝道登り口スタートです。
50数名の大所帯なので三班に分かれて順次
スタートです。



08:40 吉峰寺到着です。
後続のハイカー達も続々到着します。
全員が揃ったところで開会式と祖蹟巡拝登山の安全祈願の法要が営まれます。
各自がお焼香をして登山と家内安全祈願をします。

08:55 本殿左横から登山開始です。

山腹は色付いて来ていますがまだまだ緑が濃いようです。

10:00 最後の急登の手前の痩せ尾根でザックを降ろして水分と行動食の補給の後続待ちの休憩です。
急登の連続で先頭と最後尾で凡そ10分位の時間差が生じましたが落伍者は皆無です。

10:45 祝山(標高:705.3m)山頂到着です。
山頂からの眺望は余り良くは有りません


11:15 林道大仏線と出会います。

観光協会の職員さんからお味噌汁を振る舞って頂き、舗装された林道にシートを敷いて少し早目の昼食タイムです。

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遠くに薄雪化粧の白山の山々がボンヤリと見え、ススキの穂に深まり行く秋の気配が感じ取れます。

12:00 林道からの再び、登山道を歩きます。
登山道の両脇の木々もこの辺りまで登れば黄色く色付いて来ます。

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振り返って、薄く冠雪した白山、赤兎山、法恩寺山(スキージャム勝山)、中央に保田経ヶ岳、祝山からの稜線と大仏林道が一望出来ます。



12:25 仙尾山(標高:826m)山頂到着です。
[ふくいSatoyamaトレイル]の推奨コースの標識も設置されています。

鉄塔下を下ります。

前方に再び、林道出会いです。
右奥に本日三座目の大佛寺山と思しき山頂が見えてきます。


12:40 林道出会い到着です。
12:40 5分の休憩の後右手登山道を進みます。

13:00 「P811峰」通過します。
この辺りのブナは綺麗に紅葉しています。


13:05 「血脈の池」分岐通過します。
木々の間から3〜40メートル下に池が見えますが立ち寄らずに通過します。

主尾根のブナ林の中の登山道は小さなアップダウンこそ有れ、超快適なトレッキングコースです。

13:20 大佛寺跡〜永平寺登山道分岐を通過します。

12:22 大佛寺山山頂到着です。

(大佛寺山頂二等三角点)
点名 :勢競
基準点コード:TR25436036001
種別等級 :二等三角点
緯度 :N36度03分04.9971
経度 :E136度22分36.6055
標高 :807.38m
「勢競」・・・何て読むのか???です。

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(大佛寺山頂より永平寺町九頭竜川流域と白山遠望)

13:44 永平寺の僧侶と参加者全員の到着を待って下山開始です。

主尾根の分岐からはかなり急な九十九折れの道を下ります。


13:50 谷間の少し広まった大佛寺跡に到着です。




岩で作られた室の中には石仏が祀られていて荘厳な雰囲気が漂っています。
石仏の周りの折れ枝や落ち葉を掃き清め、道元禅師の法要の準備をします。

永平寺と吉峰寺の僧侶8人がお経を唱え始めると辺りは一層荘厳さを濃くします。

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(大佛寺跡の紅葉)

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14:15 美しく色付いたモミジを背に出発です。

永平寺までには未だ3.4Kmも有ります。
杉木立の谷間の登山道は急坂でガレ石が多く滑り易いので慎重に足を運びます。

「虎斑の滝」分岐ですが滝へは寄らずに先を急ぎます。

15:00 永平寺ダム湖上流の登山口到着です。

15:15 永平寺ダム管理事務所でトイレ休憩とグループ人数の確認の後、出発です。

15:30 ダム提直下通過します。

16:00 永平寺参道の土産物街を通って駐車場に無事到着です。
大仏林道を利用すれば安直に山頂へ行ける今日の三座ですが、曹洞宗永平寺開祖、道元禅師や古の修行僧達が駆け巡った修行道に想いを馳せての巡拝登山は有難く格別のものでした。合掌。
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