2018年ぶらり小旅
涼を探し求めて、万葉のロマン味真野へ
2018.07.29 夏の彩り・梅花藻(越前市真柄町治佐川)

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この時期に成ると必ず地方版のニュースに取り上げられる「治佐川のバイカモ(梅花藻)」を一度は見てみようと暑い最中に涼を求めて行って来ました。
住宅地の中を流れる用水の様な小川は解り辛いのですが、上真柄町ふれあい会館(越前市上真柄町44-2-1)横の駐車場に車を止め、脇の細い道を辿ります。

万葉の時代から続く由緒ある土地の説明板の直ぐ先に川幅2m程の清流が流れ、橋のシモには洗い場への石段が見られます。
昔から付近の住人達の日常生活と切っても切れない重要な場所だったのでしょう。

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バイカモ【梅花藻】
キンポウゲ科の多年生水草で北海道・本州に分布します。
葉は三、四回分裂して糸状の細裂片に分かれています。
生育適温は15℃前後で、25℃を超えると生育出来なくなり、清流中に生育し、止水では生育しません。
夏、水面上に花茎を出し、梅花に似た径1〜2センチメートルの白花を水面や水中に無数に咲かせます。




伏流水が湧き出る治佐川の水源地の地下水を汲み上げた治佐川井戸と呼ばれる水汲み場の水は「ふくいのおいしい水」に認定されています。
〔ふくいのおいしい水の水質要件〕
・蒸発残留物 30 〜 200 mg/L
・カルシウム、マグネシウム等(硬度) 8 〜 120 mg/L
・遊離炭酸 0.1 〜 30 mg/L
・有機物(全有機炭素(TOC)の量) 2 mg/L以下
・残留塩素 検出されないこと
・臭気 異常でないこと
この水で喉を潤し、「トミヨ」の姿を可憐なバイカモの中に探してみます。暑い夏の昼下がりの一刻は瞬く間に過ぎ去ります。

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治左川には梅花藻のほかに、水のきれいなところに棲むのトゲウオ科の淡水魚「トミヨ」がいます。 トミヨは体長5〜6センチメートルほどで、水温の低い清水にしか棲めず、治左川が日本のトミヨが生息する南限だと言われています
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⇒Home桜色の風に誘われて、戦国の夢の跡を歩く
2018.04.05 春の彩り・西山光照寺跡(福井市朝倉遺跡)

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私の大好きな福井県の名所・旧蹟の一つに戦国の強者達の夢の跡「一乗谷朝倉遺跡」が挙げられます。
特に石仏群と桜のコラボが美しい「西山光照寺跡」は春1番の風景と思っています。

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今年の30豪雪で枝張りが見事だった老木の一本の枝折れが激しく淋しさは隠せません。
それでも大好きなお気に入りの光景には変わりありません。
JR九頭竜湖線「一乗谷駅」のすぐ近くです。車だと間近まで行けますし駐車場も在ります。
お薦めの一つです。