山へ行こう!!

    
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2018年山歩き日記

ブナの森を歩こう!山日記

2018.03.18   京都トレイル(北山西部コース)

  
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京都トレイル・盗人谷の檜林

京都トレイル「北山西部コース」二ノ瀬〜高尾栂尾間18q歩いて来ました。
豪雪で2月は山行き、ウオーキングなぁんにも出来なかったので、水曜日に福井の槙山・一乗谷遊歩道を10q程トレーニングの心算で歩いたのが意外と応えて朝4時起きが何ともツラくて身体がダル〜い。が・・・気持ちだけは軽く家を出ます。

  
  

08:00 早朝5時に大野を発って京都貴船、梶取社前到着です。
二ノ瀬トンネル横を通って二ノ瀬へ向かいます。

  
  
  

鞍馬街道を歩きコース標識「北山・46」を右折して川を渡れば、前回のトレイル終点の二ノ瀬「北山・47」です。

  
  
  

08:15 叡電の踏切を渡って「守谷・富士神社」横から「夜泣峠」へと・・さぁ、スタートです。

  

いきなりの急登です。
「まだぁ〜身体の準備が出来てないよ〜」・・・夜泣峠を前にもう泣きごとです。

  

朝の空気を胸一杯に吸い込んで歩き出せば、気分爽快です。

  
  
  

08:50 標識「北山・50−1」「夜泣峠」に到着です。

  

峠からはゆる〜いアップダウンで歩きやすコースが続きます。

  

09:30 標識「北山・51−3」「向山」に到着です。ここは休まずに通過します。

  

檜の落ち葉で足に優しい道が続きます。

  
  

10:00 標識「北山・54−4」緩い坂道を下って「洛北発電所」横に出ます。
スタートから丁度2時間です。ペース的にどうなのか?ですが疲労感は全く無く気持ち良いハイクを楽しみます。

  
  

10:15 山幸橋到着です。ここでメンバー中のお寺巡りされる方のバス待ちを兼ねて休憩タイムを取ります。
十分な「もぐもぐタイム」の後、雲ヶ畑街道脇の標識「北山・56」の階段を登ります。

  

私達の住む北陸では根元からこんなにも真っ直ぐに伸びる杉やヒノキに出合ったことが有りません。
さすが京都洛北の北山杉の産地ですね。

  

標識「北山・58」三叉路を右折します。
平安時代からの歴史ある古道との事です。

  

標識「北山・59」ここで丸木橋を渡ります。

  
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杉林の中の「小峠」への谷筋(盗人谷)の道は丸太橋渡りと結構な急坂続きです。

  
  
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花粉症の身には避けて通りたい道ですが北山杉のプロムナードはとても素敵です。

  

11:25 標識「北山・62」小峠を通過します。

  

11:30 標識「北山・64」氷室集落到着です。
山あいのひなびた静かな集落です。

  
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11:35 集落内の舗装道路を南へ歩くと左手側に氷室神社の石燈篭と朱塗りの鳥居が見えてきます。
神社と氷室跡は京都市登録史跡でもあり、拝殿は京都府登録文化財に指定されています。
氷室神社を過ぎた舗装道路脇の空き地で昼食休憩を取ります。

  

12:10 出発します。
城山下峠へは広い舗装道路が続き、車や自転車と結構行違います。

  
  

12:40 標識「北山・67−1」この三叉路は「氷室分れ」(京都からなら氷室口)と言い左側が京見峠から沢の池、右へ曲がると前坂、「山の家 はせがわ」(トイレ有り)経由で沢の池へ行けるようです。
私達は京見峠方向へ向けて歩きます。

  

京見峠は「洛中一望の中にあり」と言われた京の町を一望出来る絶景の地です。

  
  

12:45 標識「北山・68」鷹峰・千束方面と上の水峠・沢の池、方面の分岐
松茸収穫作業期間(9/25〜11/10)では無いので看板横から山道へ進みます。

  
  
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標識「北山・69」View-Point・・・京都市街地辺りが展望できます。

  
  

13:05 標識「北山・70」先程の氷室分れの標識「北山・67−1」から右へ行くコースとの合流地点のようです。
「山の家 はせがわ」へは200m程と意外と近いです。
「京見山荘」の前を通って先へ進みます。

  
  

13:30 標識「北山・75」上の水峠到着です。

  
  

13:35 標識「北山・77」沢山への分岐。石段の上にお地蔵様が祀られています。

  
  

13:35 標識「北山・78」菩提滝、中川への分岐。左へ行きます。

  
  

13:40 標識「北山・79」舗装された林道に合流して前進します。

  
  

13:50 標識「北山・80」沢の池(菩提川の上流人工の堰止湖)到着です。
参加者全員の集合写真を撮ります。
13:57 遅れる人は誰も無く全員足取り軽く出発します。

  
  

14:06 標識「北山・81」仏栗ほとぐり峠登り口。
道幅広く緩やかな登りです。

  
  

14:10 標識「北山・82」仏栗ほとぐり峠到着です。
そのまま、高尾に向け進みます。

  
  

14:20標識「北山・84」左の道を進みます。

  

少し疲れの見える足でえぐられた急坂を下ります。

  
  

14:30 標識「北山・85」福ヶ谷林道に出ます。
ここからは緩やかな下りの林道歩きが続きます。

  
  

標識「北山・87」高尾栂尾白雲橋に到着です。
「北山西部コース」終点の清滝標識「北山・94」はこの先まだ3.9q残っていますが、今回の予定は此処までです。

  
  

デュークエイセス・・・と言っても知らない人の方が多くなってしまったでしょうが、「にほんのうた」シリーズの中の京都の歌『女ひとり』(昭和40年に大ヒット)の2番の歌詞「京都 栂尾 高山寺、恋に疲れた女がひとり〜♪♪大島紬に つづれの帯が、影を落した石だたみ〜♪♪京都 栂尾 高山寺、恋に疲れた女がひとり〜♪♪」

遠〜い昔の甘く切ない大学時代の想い出を蘇えらせてくれた今回の京都トレイル・・・企画して下さった方に感謝、感謝でした。

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ブナの森を歩こう!山日記

2018.03.14   東郷(槙山)〜一乗谷
福井さとやまトレイル戦国ロマンコース

  
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次の日曜(3/18)に京都トレイル(北山西部コース)約18qに挑戦です。
今年初めてのウオーキングでいきなりのロングトレイル。
膝関節、太腿の筋肉痛が心配・・・そこで、トレーニングの為に一周約10qのお手頃な里山トレイルのコースを歩いてみようと福井の一乗谷へ。

  

10:15 福井市一乗谷の「あさくら水の駅」駐車場到着です。登山靴に履き替えて出発します。
昨日、今日と晴天続きで辺りは乾いています。
スパッツは山道に入り泥濘んでいたり、残雪が有る様だったら装着しようと軽いハイクの出立です。

  

すっかり、雪の解けた田圃の麦の若株の間から雲雀のさえずりが聞こえる農道を前方に「槙山城跡(東郷城)」を見ながらゆったりと歩きます。
長閑な春の訪れに身を包まれると先を急ぐのが勿体無く感じます。

  
  

10:42 槙山の麓の「長命地蔵」、「三社神社」到着です。
ここはお城の「大手口」にあたり、主郭へ繋がっていますが積雪が多いので遊歩道を利用します。

  

長命地蔵様に長寿を、三社神社に今年の山行の無事と家内安全を祈り、遊歩道を徳光用水沿いに進みます。

  

10:50 白山神社前を過ぎると槙山(東郷)・御茸山(一乗谷)遊歩道の入り口シンボルです。

  
  

ふくいSatoyamaトレイル・福井平野周遊、戦国ロマンコースの道標No34の道標と案内看板を確認します。
今日は道標Noとは逆回りの反時計回りです。

  

獣害防止ゲートを開けて・・・

  

所々残雪の有る舗装道路を歩きます。


  
  

15分も登ると先程の三社神社横からの登山道と合流し天守台の石垣下に到着です。

  

11:05 大きな鉄塔の有る駐車場に到着です。

  
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付近には「東郷槙山城」の説明板や写真が設置されて、冬季閉鎖中でしたが立派なトイレが有ります。

  
  

説明を読んで天守跡へ登ってみます。
結構広い山頂広場には「忠魂碑」や「長谷川秀一公碑」が立っています。
福井平野を眺めながら暫しの休憩をします。

  
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駐車場の辺りが「二の丸」跡で「千畳敷」と呼ばれる広場を通って

  

20分程、散策をして「堀切」を渡ります。

  

一旦、林道へ下りて・・・

  
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11:25 案内板と里山トレイル道標No33横を林道から分かれて階段を登ります。

  

やわらかい陽射しを浴びて、のんびりとした春山の散策を楽しみます。
一人歩きはこういう自由な時間が味わえて歳を重ねた今はもうこれだけで十分です。

  

尾根伝いの遊歩道は南から東へと大きく円周を描くように回り込んで先程の槙山城跡が左側に見えてきます。

  
  

西向きの登り道には残雪が現れて来ました。
里山トレイル道標No32、栃泉町への分岐です。

  

この辺りがカタクリの群生地では?・・・、でも斜面は未だ雪の下です。

  

獣の足跡をトレースします。人の足跡はありません。

  

11:55 展望台に到着です。
福井平野の写真パネルが設置されています。

  
  

さらに雪の斜面を登りピークの辺りをなだらかに下って行けば何時しか道は雪の解けた稜線上に出ます。

  

12:05 里山トレイル道標No31、一乗谷朝倉氏遺跡への分岐に到着です。

  
  

杉木立の間からパネル写真と同じ風景を見る事ができます。

  

12:10 里山トレイル道標No30、城戸ノ内町分岐を通過します。

  

12:10 里山トレイル道標No29、南山町分岐を通過します。

  

長閑な里山の林にはヤマガラのサエズリが聞こえて来ます。

  
  

古墳の標識が現れて来ます。
結構大きな古墳なのでしょうが、周りを一周してみないと杉木立で覆われていて「言われてみればそうかな???」ぐらいにしか解りません。

  

杉林の遊歩道は花粉症で鼻水とクシャミが止まりません。

  

12:40 里山トレイル道標No27、バイパスが有るようですがそのまま進みます。

  

12:50 里山トレイル道標No26、福井市少年自然の家分岐を通過します。

  

12:55 里山トレイル道標No25、右側-->JR九頭竜線一乗谷駅・西山光照寺跡、左側-->福井市少年自然の家への分岐を通過します。

  

幾つもの古墳の脇をユックリと下って通り過ぎます。

  

高圧線の鉄塔付近からはJR九頭竜線一乗谷駅、西山光照寺跡、足羽川が望めます。

  
  

13:00 里山トレイル道標No24、里山トレイル道標No23、2〜3分位ほぼ立て続けに展望広場・少年自然の家への道標です。
道標No23から展望広場へ進みます。

  
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「御茸山古墳群位置図」と説明看板が有ります。
福井平野周辺はいたるところに古墳が在るようで考古学的には面白いのでしょう。

  

展望広場からの福井平野

足羽三山、福井市街中心部、足羽川が眺められる御茸山はこの辺りを支配していた豪族の墓所として選ばれたのでしょうね。

  

13:05 ここからは谷に沿った遊歩道になりますが北向きの谷筋は未だかなりの、積雪が残っているようです。

  

今日一番の残雪で20p以上は有りそうですがそのまま、雪の上をごぼらない様、転ばない様に慎重に歩きます。

  
  
  

13:15 すぐに登山口到着です。獣害防止ネットはファスナーの開け閉めで出入りします。

  
  

歴史を感じさせる地蔵堂の前を通って・・・
踏切を渡って・・・

  

13:20 「あさくら水の駅」に戻って来ました。
歩行時間:3:00

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