2018年山歩き日記

ブナの森を歩こう！山日記

2018.04.16 今年初、亀山ウォークデビュー(大野市)

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雪道や雪解けの泥濘を歩くのが嫌だからという理由でもう4月の中半を過ぎたというのに未だ、亀山に行っていない。
春の山野草、満開の桜,初春の風情を見逃してしまった。
さぁ!!街中ウォークを始めよう・・・で、行って来ました。久々の自宅からのウォーキング。

14:40 自宅からのコースは何時もこの北登り口がスタートになります。
階段での直登コースと階段を捲くように遊歩道が付けられています。
久し振りなので両方、状況によって使い分けします

二つ目の階段を登れば亀山観音に2・3分で辿り着けます。
今年初めてなので1体1体に手を合わせるのが良いのでしょうが・・・今日はお許しを。

14:50 麻木櫓跡広場から天守へ向かいます。

桜はもうとっくに散って葉桜になっていますが、白い花を咲かせているのは「大島桜」かな？

公園内には天守入口前に有るトイレが唯一のお年寄りに優しい逃げ場です。
15:00 ホッと一息つき、下り開始です。

天守前広場から武者登りの急階段を下がって「お福ヶ池」を通って急な階段を更に下ります。

土井利忠公の銅像手前、西登り口からの長く急な階段道を右へ下ります。

15:10 階段下部の「北登り道」と「麻木櫓跡」へ続く遊歩道を右折します。
このコースは丁度、亀山の裏手の西斜面を緩やかに登ります。
日陰の時間帯が長いので未だ、山野草の花達が咲き残っているかも・・と期待します。
期待に違わずイチリンソウ、ニリンソウ、ヤマルリソウ、ヤマブキ、ユキバタツバキ、シャガ・・・規模は小さいけれど結構、楽しめます。

15:30 「麻木櫓跡」を横切って観光遊歩道を少し下って、今度は「百間坂」をジグザグに下ります。

15:50 遊歩道南登り口到着です。
この後、藩主土井利忠公を祀ってある「柳神社」でお参りして帰宅です。

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今日の歩いたコースです。
半年ぶりの街中亀山ウォークは歩数計によると約8000歩、5Km強、1時間30分でした。

今日出逢った「花の妖精」達

ブナの森を歩こう！山日記

2018.04.13 バンビライン～比島・周回(勝山市)

今日もまずまずの春日和、仕事を終えての午後の散歩のお時間です。
山の会の山友チッちゃんを誘い出して先日、中途半端にUターンしたバンビライン周回へのリベンジを。
13:30 えち鉄勝山駅駐車場をスタートです。先日の街中ウォークと違って、トレッキングシューズと小型ザック。途中のモグモグタイム用に珈琲用の熱湯と菓子類、ちょっとした山行気分です。

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途中から斜面上部までビッシリのカタクリの群生、残念ながら今年は白花の清楚な容姿にはお目にかかれません。

14:00 尾根道との合流点に到着です。
陽当りの良い尾根道のカタクリは先日花盛りでしたが、もう終わっています。

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14:15 第2展望台到着です。
水分補給とウインドブレーカーを脱ぎます。
前方の越前甲の「鶴の雪形」はタイミングが悪いのかキレイに現れていません。
もぐもぐタイムは第3展望台で取る事にして直ぐに出発します。

14:35 このコース最高地点の三角点の在るピークに到着します。
三等三角点
    地名 : 比島
    点名 : 比島
    標高 : 371.71m
休憩予定地点の第3展望台辺りは緩やかな鞍部ですが、イノシシの仕業か無残にも掘り起こされ、標識も倒れ、怖くて写真も撮らずに通過します。証拠写真くらいは撮って置けば良かったと・・・後の祭りです。
ユッタリ、マッタリの3時のオヤツタイムを取ったのは、イノシシ君の大工事跡から10分位離れた柔らかい陽射と優しい風の通る若葉の下の小広場でした。

尾根道の分岐をジグザグに下ります。
今冬の豪雪の爪痕か二抱えも有るブナと杉が倒れて、登山道を塞いでいます。
15:40 何とか「比島観音」に到着です。
今年1年の山行の安全祈願と家族の健康をお祈りして下山を開始します。

16:00 バンビライン比島観音登山口に到着です。
比島の集落内を通って、「比島渡し跡」石碑横の山際の舗装道路をウグイスの長閑なさえずりを聞きながら勝山駅へ向け歩きます。

16:30 登山口の駐車場に戻りました。
今日出逢ったお花達はまだまだ楽しませてくれるでしょう。
期待していた「シハイスミレ」、「ハクサンハタザオ」にも出会えた充実の半日ハイクでした。

今日出逢った「花の妖精」達

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(カタクリ)

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(シハイスミレ斑入りシハイスミレ)

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(シハイスミレ)葉裏が紫色

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(ハクサンハタザオ)

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2018.04.10 天子山(行人岩)(大野市)

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アズマイチゲの群生

今週は短い周期で天気が変わる予報です。
仕事を終えて帰宅が正午過ぎ、雨の間の貴重な晴れの日、何となく時間を費やすのが勿体無く、自宅から近い、行人窟(天子山)へ「春の妖精スプリングエフェメラル」に逢いに山友のRちゃんを誘って行く事に。

13:40 登山口駐車場に到着です。
2台の車が止まっていて、1台は県外№です。ここ2.3年、雪解けた春の訪れのこの時期、花好きのハイカーさんの多くなった事に喜びと共に貴重な山野草の荒れが心配になってきます。

最初の林道との出会いです。

杉林を抜けた立派な休憩所のすぐ上の新しい林道はコンクリート舗装に成っています。
「ん！、？？？」はさておいて・・・。

14:20 先日の季節外れの積雪が融けて、登山道はグチャグチャです。
スパイク長靴のチョイスは大正解です。
途中、4人連れの女性ハイカーさん2組と出会い挨拶と会話を交わします。
アズマイチゲ、キクザキイチゲ、ミノコバイモ、カタクリのフラワーロードを楽しみながら5合目を通過します。

14:35 「行人岩」到着です。

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岩に彫られた「子安地蔵」？

登山者安全地蔵に今年1年の山行安全祈願をして、鐘を打ちます。

14:40 出発します。

14:45 展望台、天子山山頂到着です。

越前甲～加越国境、白山連峰、法恩寺山～経ヶ岳、荒島岳、銀杏峰と北、東、南方角の270°パノラマが春霞の中、目を楽しませてくれます。
眼下の大野盆地の彼方此方の場所を「あっちは何処、こっちは何処」と熱いコーヒーと菓子で会話が弾みます。

15:10 下山します。
滑り易い泥濘の道を慎重に下ります。

16:10 駐車場に到着です。
午後からの登山で、登り1.05時間、休憩0.25時間、下り1時間、合計2.5時間の短時間でしたが綺麗な花々と今年も出合えて満足の半日山行に成りました。

今日出逢った「花の妖精」達

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エンレイソウ(延齢草)

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ミヤマキケマン(深山黄華鬘)

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キクザキイチゲ(菊咲一華)

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タチツボスミレ(立坪菫)

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タムシバ()

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ショウジョウバカマ白花(猩々袴)

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ショウジョウバカマ(猩々袴)

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エチゴルリソウ(越後瑠璃草)

北陸に分布。山地のやや湿った場所に生え、葉は互生し茎上部の葉は幅が広い。茎や葉には細かな毛がある。

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ミノコバイモ(美濃小貝母)

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イカリソウ(錨草)

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アズマイチゲ(東一華)

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ミヤマカタバミ(深山片喰)

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2018.04.05 城山の白花カタクリ(福井市)

2月中旬に降り積もった30豪雪も跡形さえ無くなって、初夏を思わせるような気候に成り里山も活気付いて来ました。
カタクリを始めいろんな山野草の噂が届くようになって来ると僅かな時間でも山歩きがしたくなって来ます。
今日は仕事も正午に終わったので、白花のカタクリの群生で有名な福井市南部の城山へ行って来ました。
全部で20数本の白花に出合えました。

12:15 足羽高校横手？裏手？の道路脇に車の往来の邪魔に成らないように路駐します。
登山道の標識、「ふくい里山トレイルの道標No.05」前を通って前方の水芭蕉園に向かってスタートです。

田圃の一角に作られたミズバショウ地は小振りですが、水芭蕉が花開いています。

12:20 「ふくい里山トレイル道標No.04」から谷間の杉林の中の登山道を登ります。

5分程ジグザグの急登を喘ぎながら登ります。

12:27 すぐに尾根の登山道との合流地点に出合います。左に曲がり明るく開けた尾根筋の登山道を歩きます。

12:30 「頂上まで500m」の標識を難なく通過します。

12:35 「二重切り堀」跡に到着です。
北向き斜面にかなりの規模のカタクリ群生地が拡がっています。

薄紫のカタクリの群生の中に白花カタクリが散見できます。
場所によっては5・6株が集まっています。
ざっと数えただけでも20数株が確認できました。
双眼鏡などで詳しく観察すると30株近く有りそうです。

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下手な写真ですが、堪能して頂けましたでしょうか？
これだけの規模の群生は県内随一ではないでしょうか。
ロープ内に立ち入った形跡が残っています。細心の注意を払った心算でも小さな個体に気付かず踏み躙ってしまう事が有ります。
写真撮影と言えどもマナーは守って欲しいですね。

12:40 城山山頂を目指して出発します。

12:42 「ふくい里山トレイル道標No.03」を通過します。

12:44 「中屋敷跡」通過します。
この辺りにも小規模ながらカタクリの群生が見られ白花が有るそうです。

真っ白に冠雪した白山連峰がクッキリと遥拝できます。
遠くから見る白山も格別ですね。

12:45 「頂上まで200m」標識を通過します。
山頂はもうすぐです。

一旦、緩い下りから登り返しに成りますが山頂はもう眼の前です。

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深紅のヤブツバキの鮮やかさに心奪われ足取りも軽く歩きます。

12:50 城山(標高202.14m)到着です。
三等三角点
    山名 : 城山
    点名 : 藤岩
    標高 : 202.14m
お決まりの三角点タッチをします。

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山頂よりの東方遠景です。

12:55 西方へ下りれば南居町なごちょう「ふくい里山トレイル道標No.02・No.01」へのルートですが、トレイル走破が目的で無いので戻ります。

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トキワイカリソウ

13:25 「ふくい里山トレイル道標No.04」ルートへの分岐ですが、ここは尾根道を直進します。

13:30 出発地点の道路に到着です。
1時間ちょっとのウオークでした。
未だ、帰るには早いので桜の見頃を迎えた朝倉遺跡へ行く事にします。
こちらも御訪問下されば幸いです。

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ブナの森を歩こう！山日記

2018.04.04 バンビライン春を探しに(勝山市)

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ヤマザクラ

勝山市の老健施設へ母を見舞いに行った帰りに桜と九頭竜川に掛渡された百匹余りの鯉幟でも見ようと弁天堤へ。
対岸のバンビラインの山を目にしたら、桜より春の妖精達に逢いたくなります。

13:40 勝山橋を渡り、えち鉄勝山駅裏パーキングへ行きます。
街歩きのジャケットとスニーカーの格好ですが何とかなるでしょう・・・と早速、歩き始めます。

いきなりの急登ですが登山道の両脇に咲く可憐な春の妖精達と戯れ、ユックリと登ります。
14:00 第一展望台到着です。
少し霞んではいますが眼下の九頭竜川弁天堤沿いの満開の桜並木や勝山橋上流に架け渡されて川風の中勇壮に泳ぐ鯉幟の大群、勝山市街や越前甲、加越国境の山並み、その奥に真っ白な威風堂々たる佇まいの白山を楽しみます。

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法恩寺山～経ヶ岳の遠望

下は、ほゞ満開ですが未だ桜は二分咲きで満開の桜の額縁とはいきません。

春を告げる山菜の代表的なゼンマイの株が芽吹いています。

14:15 尾根の遊歩道と合流します。
少し風が出てきて雲行きが怪しくなって来たので、行ける処まで行ってみることにします。

14:30 第二展望台に到着です。

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越前甲

鶴の雪形は鮮明に出ていません。今冬の豪雪で雪が多く、急斜面は少しの気温の緩みで大きく崩落している様で、黒い地肌が広い範囲で現れています。

15:00 風が少し強くなって来て西の空が暗くなって来たので、三角点の在るピーク手前の鞍部で引き返します。

15:25 登山口に到着です。
ポツポツと雨が落ちて来ました。街歩きの軽装だったので大正解の判断でした。