2018年山歩き日記
ブナの森を歩こう!山日記
2018.08.08 なんちゃって登山で二座
一乗城山・白椿山(福井市)

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白椿山・一乗城山・一乗山
福井市南部からの帰り国道8号線を走ると運転席右手側のガラス越しに足羽川を境に左に見える男性的な三角と右に見える女性的な丸い頂上を持つ二つの山が長い間、気になっていました。
その二つの山の名前が「剣ヶ岳」と「白椿山」だと知ったのは山登りを始めて間も無くの頃です。
頂上近くまで走る林道を利用すれば容易に登れると知り機会が有ればと思っていましたが会の前々会長のM田氏が朝倉遺跡一乗谷城の一乗城山に登るとの事で無理矢理「白椿山」への登山もお願いし、御一緒させていただきます。

「林道美山線」福井市田尻町から同市赤谷町を結ぶ全長19,4km、幅員5mで一級林道の森林基幹道を利用します。

07:40 国道158号線の林道始点から15分位舗装された林道を走り登山口に到着します。

07:45 登山口に設置されている一乗城山・三万谷ルートの説明パネルを読んで登山開始です。

谷間の急登を5分程登ると支尾根に着きます。


夕立の雨さえ降らなく猛暑続きの今夏は登山道もひび割れていて、杉の落葉の登山道はタバコのポイ捨ては山火事の危険に満ちています。


08:05 主尾根の下城戸からの登山道との合流点に到着です。
後、400mで山城跡です。



08:22 千畳敷への分岐到着です。
尾根の登山道から下り千畳敷跡へ行きます。
このコースは「ふくいSatoyamaトレイル」戦国ロマンコースの一部で道標20〜19になっています。


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08:25 千畳敷跡につきます。
今日は軽ザックを担いではいますが足慣らしのウォーキングで「なんちゃって登山」・・・観光気分を満喫です。


08:27 観音屋敷跡


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08:28 宿直跡で一乗谷と福井平野が一望でき戦国時代には見張り場所だったのが解ります。

08:51 一の丸跡




08:58 二の丸跡
遊歩道は曲輪(郭)の裾を通っているので上部に上がらずに前進します。
かなり大きな規模の曲輪(郭)の様で自然の地形を利用した高い崖の様な土塁を取り巻くように堀切が造られ下方に向け縦状に堀切が切られています。

09:01 三の丸跡
三の丸跡(山城はここまで)の立て看板が有りますが、一乗城山山頂は少し登って未だこの先のようです。

高低差も幅員も広い大きな堀切?・・自然の地形?を越します。


09:05 一乗城山山頂到着です。
このブログを始める前にこの先に続く尾根筋の道から一乗滝を経由して周回した事が思い起こされますが、今日は憧れの「白椿山」が待っています。
09:20 早々に下山開始します。

10:10 登山口に到着です。
10:20 さらに奥に向けて林道を進みます。



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10:35 林道が歪に交差する十字路に出合います。
初めての道なのでいったん車を下りて案内板の路線図を確認します。
白椿山登山口は赤谷へ行く途中のようですが、中央の道は砂利道です。
車を下りて確認をしなかったらほゞ直線の舗装された林道を進んだと思います。


10:50 未舗装の林道をゆっくり走ると左手山側に逆方向に登る林道の分岐らしきチョットした広さの空き地が有り、倒れた標識が見えました。
車を降り標識を起こすとこの草に覆われた林道が白椿山の登山道と確認出来ました。


車の轍どころか人の踏み跡さえ無い様な林道を歩きます。
林道が右にカーブする前方に登山道の標識が取り付けられています。
藪の急登を登ればすぐに山頂と思しき小さな場所です。

11:14 美しい響きの山名とは似ても似つかない山頂は周りの見通しも無く古びた山名標識の脇に植えられた椿の苗木と二つの木製ベンチが一層寂しさを誘います。

11:20 チョッとガッカリの初登頂でしたが、この後の一乗谷朝倉遺跡を久しぶりに愉しみたいと思います。
山日記番外編
一乗谷朝倉遺跡・・・復元街並と庭園



(復元町家)



(復元武家屋敷)

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(一乗谷城下ジオラマ)

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(朝倉義景館)

(諏訪館庭園)
女性的で美しい響きの「白椿山」・・・登ってみたら何の変哲も無く、伝説も無い登山愛好家からも見捨てられた寂しい山だった。
福井市街からハッキリと見える山なのだから山頂の木々を伐採すればパノラマ風景の素晴らしい眺望が開けると思うのだが・・・。
観光ウォーキング、なんちゃって登山悪くは無い!!
次回のなんちゃっては「剣ヶ岳」を目指そうかな?。
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