2019年山歩き日記
ブナの森を歩こう！山日記
2019.06.26 銀杏峰(大野市)
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オオヤマレンゲ
森の貴婦人とも天女とも呼ばれる「オオヤマレンゲ」の開花情報が聞こえて来ました。
地元の山ながらまだ一度も登ったことの無い銀杏峰山頂付近です。
森の貴婦人？とはほんの少しだけ遠い女性メンバー5名に誘われ、梅雨の晴れ間の水曜日に登って来ました。
07:10 車2台に分乗して出発します。
1台を下山予定の宝慶寺いこいの森名松コース登山口に置いて、更に上方の小葉谷コース登山口迄林道を走ります。
07:40 急登続きの小葉谷登山口から登山開始です。
07:55 登山道脇のコアジサイ、ササユリ、シライトソウに癒され急登も苦にならず15分程で林道と出会います。
林道を少し戻って再び登山道を登ります。
08:00 鉱山跡石垣を通過します。
朝の陽射しと新緑のブナ林歩きは梅雨の鬱陶しさを忘れさせてくれる最高の一時です。
やや開けた尾根の登山道はシライトソウの群落が出迎えてくれます。
08:35 海抜1100mの標識の在るブナの大木の下で水分補給の小休止です。
08:55 海抜1200m標識を通過します。
09:35 海抜1300m標識を通過します。
09:40 極楽平手前海抜1380m標識通過します。
09:43 緩やかな登山道を少し歩けば・・・
ナナカマドの白い花やモミジの赤い花をくぐり抜けると展望が開けて前方に山頂が見えて来ます
10:00 銀杏峰山頂到着です。
点名 ：北大雲
基準点コード：TR35336636701
種別等級 :三等三角点
緯度 ：N35度53分11.6663
経度 ：E136度27分53.5858
標高 ：1440.73m
梅雨の晴れ間でスッキリ晴れで無いのが残念ですが大野盆地、六呂師高原、経ヶ岳、白山、別山が視認できます。
荒島岳も近い割にボンヤリです。
平日と言え山頂は結構な賑わいです。
昼食と言うより10時のオヤツタイムですが、山頂での食事はお決まり事。少々、早いのですが始める事に。
男メンバーだけでの昼食はカップ麺とオニギリ程度ですが今日は男一人、料理上手の婦人メンバーの手作り料理やフルーツで豪勢な昼食です。
今日一番の目的は山の貴婦人「オオヤマレンゲ」です。
10:50 下山開始します。
山のお地蔵様に無事の下山を祈願します。
11:10 天竺坂です。
中島コース分岐です。
このコースは登山口へのアクセスが悪いのと距離が長いので利用する登山者が年々減少して荒れ果てています。
尾根筋の登山道は踏み跡らしき道が薄っすらと確認できます。
背丈ほどの笹藪を掻き分けて数メートル程入ってみましたが進むのは難儀しそうです。
緩やかなブナの道、優しい陽射しの登山道を急ぐ事無く歩む・・・何と健康的で贅沢な趣味なのだろう。
11:50 前山到着です。
ザックを降ろして水分補給します。
12:30 仁王の松、通過します。
見返りの松、通過します。
12:40 羽衣の松、通過します。
12:50 林道に出合います。
林道の右側、名松登山コースに戻ります。
しばらくは杉林の中を下ります。
13:10 いこいの森、名松コース登山口到着です。
小葉谷コース登山口まで車を回収に行きます。
今日出逢った「花の妖精」達
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イワガラミ(ユキカズラ)
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(コアジサイ)
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(シライトソウ)
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ブナの森を歩こう！山日記
2019.06.01 飯降山・タイマツ登山(大野市)
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乾側地区から仰ぐ飯降山
毎年、6月の第一土曜日に行われる恒例のお嶽さんタイマツ登山に参加しました。
泰澄大師によって養老年間(717年〜724年)に開山され、頂上手前の御嶽神社には泰澄大師御手作りと謂われる十一面観音、阿弥陀如来、聖観音が祀られています。
飯降山は「御嶽山」とも呼ばれ大野市民から親しまれてきました。
昔話も幾つか有ります。
一つは『三人の尼さん』の話しです。
もう一つは『三つの小石』の話しです。
クリックで昔話へ
15:30 ショッピングセンターVIOの南側駐車場で受付開始です。
今日の参加者は90人近くに成りました。
16:00 ストレッチングで十分に体をほぐします。
16:15 飯降山登山口スタートです。
16:25 飯降神社到着で記念写真を撮ります。
16:40 2合目の戌山城址への登山道分岐を通過します
17:07 4合目通過します。
多人数が一列に成って登るので、先頭集団と最後尾ではかなりの時間差が有り水分補給の休憩も一斉には出来ません。
5合目辺りからは杉木立の間から大野盆地、市街地や荒島岳が眺められます。
17:50 ケーブル放送のアンテナの有る林道終点の広場で最終組の到着確認の為、大休憩です。
寝転んだり、座り込んだりと各自思い思いに休みます。
丁度、7.5合目辺りなのであと一踏ん張りです。
18:10 参加者全員の確認後、出発します。
鬱蒼とした杉林の中の急登の連続でしたが、ここから先しばらくは明るく開けたナラやブナの林の登山道が続きます。
18:20 新緑に包まれた9合目通過します。
ロープの張られた急坂を登った所に御褒美の展望台に到着です。
暮れなずむ麦秋の大野盆地と荒島岳・・・普段の生活の地を俯瞰出来る事は小さな感動です。
下りの時間帯は浮かび上がる夜景に感動する事請け合いです。
18:30 御嶽神社通過します。
廻りの何体かの石仏、地蔵様に合掌します。
今年は残念ながら扉は施錠されて御本尊は参拝は出来ませんでした。
18:33 山頂ですが、手入れされ眺望の良い「奥ノ院」へ向かいます。
勿論、三角点タッチはお決まりです。
点名 ：御岳山
基準点コード：TR25336736601
種別等級 :二等三角点
緯度 ：N35度58分00.9155
経度 ：E136度27分25.9799
標高 ：884.03m
18:35 「奥之院」到着です。
早速、持って上がった願掛けの三つの小石を取り出して祠の前に積みます。
三つの小石の言い伝えを知らない登山者が多く、この調子では荒島岳には勝てそうには有りませんが、信心深い人々の願いは届く事でしょう。
祠を中心に大勢の登山者が賑やかに食事をする様子にオタケサンの神様もきっと喜ばれたでしょう。
19:10 陽が暮れて山頂が薄暗くなって来ました。
急いで広場まで下ります。
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19:30 函館、神戸の夜景にスケールでは敵いませんが、碁盤の目がハッキリと分かる小京都の夜景です。
夜間登山・・タイマツ登山者だけの特別賞です。
19:50 90本ものタイマツに点火して下山開始します。
童心に還った様な気分に成り、結構、楽しい気持ちに成ります。
長い林道の下り道にタイマツの行列が続きます。
上方からの撮影ですが幻想的で厳かな雰囲気が醸し出されます。
市街地から見上げると飯降山の斜面をジグザグに下る灯の行列はもっと綺麗なのでは・・・。
20:50 1時間も経つと列がバラケたり、タイマツの明かりも消える物が出て来て寂しくなりますが、それでも街の夜景を見ながらのお喋り歩きを皆さん楽しんでおられる様です。
21:10 早い人は下山受付を済ませて現地解散で順に帰ります。
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今日出逢った「花の妖精」達
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(ヤマボウシ)
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(ウツギ<ウノハナ>)
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