山へ行こう!!

    
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2018年山歩き日記

ブナの森を歩こう!山日記

2018.07.11   白山(観光新道〜砂防新道)(石川県)

  
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御前ヶ峰室堂

今月末は夏山合宿(薬師岳)予定なので去年より10日程、時期は早いのですが仕事の合間の今日、歩荷トレを兼ねて「花の白山」お花畑を楽しんで来ました。
会の白山登山は明日の予定ですが仕事で参加出来ないので少し不安ですが単独山行です。

  

05:05 別当出合駐車場に到着です。
朝の5時だというのに結構な賑わいで辛うじて1台分のスペースを見つけ路上駐車は免れました。

  
  

05:15 登山口到着です。
入山届を提出して、トイレを済ませます。
センター周辺に10数人の登山者が居ましたが皆さん足早に登山道へ散って行きます。

  

05:25 去年と同じ観光新道登山口からのスタートです。

今回の目的の一つは昨年の観光新道歩きの際に見たハクサンチドリの変わり花の場所確定と撮影です。
無論、ニッコウキスゲ、イブキトラノオ、コバイケイソウの群落とその中にあっても少しも負けていない可憐で色艶やかな幾多のお花達に再会する事です。

  
  

白山禅定道・慶松平

06:20 白山禅定道別当出会分岐に到着です。
1時間もの急登の連続でおもわずザックを降ろし喉を潤います。

  
  
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ここからの登りは明るい尾根道で、遠くの山並みの景色や足元に咲き乱れるお花達に眼も心も奪われます。

  
  

06:55 仙人窟到着です。
ここは休まずに通過します。

  
  

左手側に彫りの深い男前の白山釈迦岳が見えてきます。
今年は未だ登山道が通行止めですが、一度は登ってみたい山ですね。

  

07:07 観光新道「この先火口域から2Km圏内」の標識を通過します。
白山は活動休止中の休火山で「白山火山防災マップ」(登山センターに有り)を参考にします。登山道近くではほとんどの場所で携帯が使用できます。
いざと言うときの為にマップケースに入れておくと便利です。

  

殿ヶ池避難小屋が見えてきます。
朝からのお腹の不調が更に悪くなってpi-pi-goro-goroと騒めいて来ます。
あと少しで避難小屋のトイレが・・・小屋下の急坂に堪らず「下り竜対策のストッパー」を一錠服用します。

  

久し振りの雪道の感触です。力の入らない足でトントンと軽く踏み締めてみます。

  

07:36 殿ヶ池避難小屋に到着です。
見下ろした「殿ヶ池」にも残雪が有ります。
残酷にもトイレは冬季使用禁止の札が掛けられています。

  
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小屋周辺にもお花が咲き誇って遠くの山々とのコラボもとってもお似合いです。

  

07:47 お腹の調子も落ち着いて来たので出発します。十分過ぎる長居をしてしまいました。

  

別当出会〜室堂間2/3地点標識。
ここから室堂までの2Kmは高山植物の宝庫で花の種類と群落のスケールに圧倒されます。
今年はどうかな?期待感一杯です。

  
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(ハクサンチドリとニッコウキスゲの競演)

  
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(ニッコウキスゲと油坂の頭〜御舎利山・別山の遠景)

  
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(コバイケイソウと別山遠景)

  
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(イブキトラノオと観光新道・殿ヶ池避難小屋)

  
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(ニッコウキスゲの群落と甚之助小屋)

  
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(斜面いっぱいのニッコウキスゲの群落)

  
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(ニッコウキスゲ、クルマユリ、イブキトラノオ、他)

  

08:20 朝の陽射しに輝く山野草の原色、眩い光の光景に我を忘れ、「馬の立髪」通過します。
小屋スタートから30分、急にガスが下方から湧き上がって来ます。

  
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振り返って(白山禅定道と殿ヶ池避難小屋)

  
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(テガタチドリとガスの中の別山遠景)

  
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(テガタチドリ、ニッコウキスゲ)

  
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(ニッコウキスゲと別当谷)

  
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(シナノキンバイ)

  
  

08:37 蛇塚(標高:約2240m)(クリックで伝説記事へ)通過します。
ここも上部に残雪が有りますが去年より少し少な目です。

  
  
  

08:47「黒ボコ岩(標高:約2320m)」(砂防新道合流)は通過します。

  

弥陀ヶ原の木道を歩きますが花のシーズンには未だ少し早い様で殺風景な感じです。

  

08:55 五葉坂下エコーライン分岐で休憩をします。
ザックを降ろし付近を散策します。この辺りからエコーライン登山道の両脇にはハクサンコザクラ、チングルマ、ツガザクラ、アオノツガザクラ、コシジオウレン等々小花の高山植物が多く見られます。
09:00 室堂への最後の試練の急坂「五葉坂」へ挑みます。

  

09:25 急に足が止まって一歩が中々前に出ません。
四苦八苦の末ようやく室堂センターに辿り着きます。
トイレでユックリと座り込みます。
山のトイレの有り難さが身に染みます。勿論、トイレチップはボックスに入れましたよ。

  
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(祈祷殿と御前ヶ峰)

  

09:40 この景色と青空とお花・・・豪華な3本立ての劇場、他に選択肢は有りません!!ヨタヨタでも登りましょう!!
歩荷トレが目的の一つなのでザックはデポせず背負って登ることにします。

  
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早速、全開とは言えませんがクロユリの群生がお出迎えです。

  
  

09:58 鈍亀歩行で「青石」到着です。石に刻まれた仏像(地蔵菩薩?)に感謝とお願いの拝礼をします。

  

10:08 高天ヶ原、山頂まで500mです。
ここも休まず頑張ります。
でも、後続の登山者にガンガン追い抜かれます。

  
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雲海に飲み込まれそうな登って来たばかりの観光新道の尾根道、雪渓を抱いた弥陀ヶ原や室堂平・・・初夏の山ですね。

  

10:26 白山比盗_社奥宮到着です。
今シーズンの山行の無事を祈願します。

  

10:30 白山(御前峰:標高2702m)山頂到着です。
湧き上がる雲で残念ですが北ア、乗鞍、御嶽は見えません。

  
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(大汝峰、翠ヶ池、紺屋ヶ池)

  
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(室堂平、弥陀ヶ原、水屋尻雪渓)

  
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(剣ヶ峰)

  

10:45 下山開始します。
弥陀ヶ原から下方は分厚い雲の中です。

  

10:53 高天ヶ原通過します。

  

10:56 青石通過します。


  
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(ウラシロナナカマドの群落と白山室堂センター)

  

11:10 室堂センター到着です。
売店でカップヌードルを購入し持参の鱒の寿司、冷えた缶ボトルコーヒーで御一人様ランチタイムです。
11:30 下山開始します。

  
  
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木道脇で可憐に咲くたった3,4株のハクサンコザクラに癒されます。

  

11:50 「黒ボコ岩(標高:約2320m)」通過します。

  
  

山頂から見た雲海の下「十二曲がり」は傘が必要な程では有りませんがかなり濃いガスです。
登山道の両脇に咲くお花も艶やかに濡れています。
登山道に敷き詰められた石もびっしょりと濡れて滑らない様に気を付けて下ります。

  

先週の雨か前夜に降ったのか谷筋近くの登山道には所々、水が流れています。

  

12:25 南竜道分岐です。
水平道上部の小規模なお花畑は未だこれからのようです。

  

12:40 甚之助避難小屋到着です。
お腹の調子が悪くなったのでトイレ休憩をします。

  

12:50 下山開始します。
お腹の調子見と水分補給難しいところです。直射日光に曝される状況で無いのでお腹優先です。

  

13:05 砂防新道「この先火口域から2Km圏内」の標識を通過します。

  

13:15 「別当覗(標高:約1750m)」ザックを下ろす事無く水分補給だけで通過します。

  

13:50 「中飯場」到着です。
トイレ前の水場、蛇口からの冷たい水でタオルを濡らして額と首筋を拭います。

  

14:05 下り専用道は現在通行止めです。
登り専用道を下ります。

  

14:20 吊り橋通過します。

  

14:25 登山口到着です。

  
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体調(お腹の調子)が途中で悪くなり、先行きを心配しましたが白山の魅力がそれを大きく上回り無事山頂まで行く事が出来ました。
昨年のハクサンチドリの変わり花には出会えませんでしたが、お花畑の感動は大きいものでした。


今日出逢った「花の妖精」達

  
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(オオバギボウシ)

  
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(オオコメツツジ)

  
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(ノアザミ)

  
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(アカショウマ)

  
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(シモツケ)

  
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(ゴゼンタチバナ)

  
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(ハクサンタイゲキ)

  
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(ハクサンオミナエシ)

  
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(シナノオトギリ)

  
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(ミヤマアキノキリンソウ)

  
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(エンレイソウ)

  
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(マイズルソウ)

  
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(ミドリユキザサ)

  
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(キヌガサソウ)

  
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(サンカヨウ)

  
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(ヨツバシオガマ)

  
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(テガタチドリ)

  
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(ミヤマダイモンジソウ)

  
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(タカネナデシコ)

  
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(イワオウギ)

  
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(カライトソウ)

  
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(ミヤマキンポウゲ)

  
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(オタカラコウ)

  
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(ミヤマクワガタ)

  
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(タカネアオヤギソウ)

  
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(ミヤマダイコンソウ)

  
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(シナノキンバイ)

  
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(ミヤマキンバイ)

  
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(ミヤマタンポポ)

  
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(ウスノキ)

  
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(クロユリ)

  
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(イワツメクサ)

  
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(ツガザクラ)

  
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(ムカゴトラノオ)

  
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(オンタデ)

  
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(クルマユリ)

  
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(ウラジロナナカマド)

  
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(ハクサンコザクラ)

  
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(ハクサンフウロ)

  
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(ウスユキソウ)

  
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(ミソガワソウ)

  
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(カラマツソウ)

  
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(モミジカラマツ)

  
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(ヤマガラシ)

  
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(クロトウヒレン)

  
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(キバナノコマノツメ)

  
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(コイワカガミ)

  
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(リュウキンカ)

  
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(ベニバナイチゴ)

  
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(オニシモツケ)

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